【感想・ネタバレ】エリート検事はウブな彼女に激しい独占愛を滾らせるのレビュー

宝月なごみ / 夜咲こん

検察事務官の和香菜はある日、エリート検事・津雲と酔った勢いで一夜をともにしてしまう。そしてふたりで迎えた朝、津雲は「責任を取って結婚する」と言いだして…!? まずは“週末だけの婚約者”から始めたふたり。でも検事の時の厳しい顔とは正反対に、甘く色っぽい雰囲気を見せる彼に和香菜はドキドキしてばかり。そして「そんな声で呼ぶな。止められなくなるだろう」――独占欲全開で激しい愛を刻む津雲に、和香菜は身も心も抗えなくて…。

[ふくろう · ★★★★★]

ハラハラ

読み始め、なんだかあっさりした展開で、これは溺愛のさらっとした話なのかと思って読み進めていくと、彼の秘めたる愛情が見えて来て、お互いに思い合いながら、なかなか明かせない展開に少し焦れました。
後半軽薄な弁護士の登場が、話を少しドキドキにして、怪しげな女の登場も明らかな伏線と見えて、期待しながら読み進めました。

最後彼の転勤など、どうなることかとハラハラもさせられて、意外に最後まで楽しんで読めました。