【感想・ネタバレ】マンガでわかる 日本経済入門のレビュー

あらすじ

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平成の日本経済がなぜ20年も停滞し続けているのか? ひと言で言うと、「デフレ」対策をすべきところを、「インフレ」対策という正反対の経済政策を行っていたからに他ならない。その理由を知るためには、「お金とはなにか?」「税とは何か?」と言った根本的な問題を学び、現代経済の仕組みを知る必要がある。本書では、経済学のことをよくわからないサラリーマンや学生でも、世の中で何となく常識であると信じられている経済政策がいかに間違ったものであるのか、その理由がわかる一冊。日本におけるMMTの第一人者として知られる著者が、「財政健全化しなければ財政破綻する」という常識に真っ向から反論するMMT(現代貨幣理論)についても解説。
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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

経済学の入門として相応しい一冊!
さらに、経済学をすでに知っている人でもこの本を読む時間は充実したものになると思います!
読んでいく中で、じゃあこの場合は?こういう時はどうなるの?という疑問が出てきましたが、必ずその次の章で解決してくれます。
読み手が疑問を持つところまで計算してそれをすぐ解決してくれるので、読んでいてとても楽しい気持ちになりました。

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2021年10月10日

Posted by ブクログ

近年読んだ中で最高の本です。

日本経済はなぜ長く停滞しているのか?から始まり、デフレ、お金、国債、税金の本当の意味をわかりやすく解説してくれます。

・デフレで日本は不況だが、政府は真逆のインフレ対策を行っているため、長年デフレから脱却できない。
・新しいお金は現金通貨が発行される時ではなく、銀行が貸出を行い通帳に金額を記載する時に、生まれる。 
・日本はいくら国債を発行しても、財政破綻にはならない。
・税金を円で払うことによって、円は価値を持つ。
などなど、今まで学校教育などでは習ってこなかったことや、習ってきたことと逆のことが実は正しかったと知り、衝撃を受けました。

「国債=借金」ではなく「国債=将来への投資」という考え方は、まさに学校教育で習ったことを覆されて痛快でした。

本の話は、経済学者(学校教育従事者やメディアに露出している学者)vs異端の経済学者(筆者) with町民(私たち世論)の構図で話が進むため、元々経済学者の言うことを信じていたが、それが間違いだと気づかされるという点で町民に感情移入して読むことができます。



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2021年02月25日

Posted by ブクログ

長きにわたり日本がなぜデフレから脱却できずに経済成長しないのか?答えは簡単でそれは日本政府がデフレであるにも関わらず、「馬鹿のひとつ覚え」的に増税、緊縮財政、規制緩和などいわゆるインフレ対策を繰り返してきたからに他なりません。筆者はそれを「栄養失調なのにダイエットをしている」というわかりやすい表現を使ってます。じゃあどうすればデフレ脱却ができるか?答えは簡単でいままでやってきたことの逆をやればいいのです。デフレなのだから、減税、積極財政、規制強化をやればいいんです。少し考えてみたら子どもでも理解できますよね。
「貨幣」、「銀行」、「国債」、「税金」についていままで間違って理解してきたことについて詳しく解説されています。政府やマスメディアの言ってることがいかにデタラメで勉強不足なのか思い知らされます。
経済に詳しくない人でも大変わかりやすく読み進めることができると思います。いや、経済のことをよく知らない人たちにこそぜひ読んでいただきたい(これからの日本を担う若い人たちには特に)。


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2020年12月15日

Posted by ブクログ

【こういう手がありますね】
奇跡の経済教室の漫画版です。
活字を読まない人でも漫画であればとっつきやすいですね。

家計や企業の決算であればわかりやすいのですが、マクロ経済では規模が大きくだれも正解がわかっていないのも事実です。

ただ、デフレ対策が間違っていてうまくいっていないのはよくわかります。

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2021年03月17日

購入済み

マンガではわからない

マンガは補足であり、ほぼ文章で読ませる本でした。

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2024年04月15日

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