【感想・ネタバレ】君に紡ぐ傍白 (2)のレビュー

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2021年07月18日

イチャイチャ要素あり、切ない要素ありでかなりよい。演劇を通じて繋がった2人が演劇に関する秘密を抱えてままでいるのがエモい。描き下ろし漫画のかわいさは反則。

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Posted by ブクログ 2021年04月16日

遥香と菜央の関係については第1巻の中盤くらいで確固足るものとなり周囲の理解も有る形となった為か、付き合っていく中での危うさというのはあまり見えてこない
その反面、強く見えてくるのは互いが隠している過去の想い

遥香は演劇をやっていたという過去を隠して菜央を応援したい。菜央は遥香に救われたという過去を...続きを読む告げられずに居る
付き合っているからって全ての過去を洗い浚い話す必要なんて無い。けれど、遥香と菜央が遥香と菜央として付き合っていく上でどうしたって目を逸らす訳には行かない過去だから事ある毎に「隠している」という罪悪感が顔を出す。
それが二人の関係にしこりとなって残り続けている

でもそれは過去のことだから、現在の2人には決定的な影響とならない。過去は過去として今を愛に溢れた様子で過ごす2人は何処からどう見てもお熱いカップルですよ

過去が決定的な問題とならないなら2人を脅かす問題は現在進行系の形で現れてしまうのだろうね
舞台に立っていた頃の遥香を知る大城先生、遥香の過去も菜央も知っている白石
これらの存在は遥香と菜央にいつまで過去を明かさないでいるつもりなのかと責め立てているかのよう

現在を満ち足りて付き合うことが出来ているなら過去を話す必要なんて無いのかも知れない
それでも菜央が大切な過去を話す気になったのは、過去が有って現在が有ると言う点に気付けたからだね

菜央の決意は今も過去を話せないと感じたままの遥香にどう響くのか、そして遥香の過去には何が有って演劇から離れることになったのか
これから2人の現在がどう彩られ、そして未来に繋がっていくのか。気になってしまうね

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