【感想・ネタバレ】ＣＨＡＲＯＮ（１）のレビュー

山田恵庸

九十八(にたらず)密たち１８人の少年少女が目覚めた場所は、床も壁も天井も金属でできた謎の施設だった！ 彼らは“救世主”と呼ばれ、人類の存亡を懸け、幾多の試練に挑む！ 宇宙を舞台に繰り広げられる、壮大にして壮絶なサバイバル！ “神の遺産”を手にし、己の信ずる神々の代理戦争に勝利するのは、一体誰なのか！？


どこなんだ、ここは‥‥！？ 九十八密たち１８人の少年少女が目覚めた場所は、床も壁も天井も金属でできた謎の施設。彼らは“救世主”と呼ばれ、人類の存亡を懸け、命がけの試練に挑む！ 宇宙を舞台に壮大なスケールで贈る、衝撃の新世紀黙示録！！

[ブクログ · ★★★☆☆]

ある日突然連れ去られ、宇宙船で目覚めた18人の少年少女。神の遺産を手にいれ、人類の救世主となるべく選ばれ、集められた彼ら。だが彼らの中には、宗教や様々な組織に属し組織の為に遺産を求める者がいて、望むと望まざるとに関わらず、神の代理戦争となるのだった。

主人公は超能力を持つ少年、九十八（にたらず）密（ひそか）。最初に目覚めたアイシャ、親しげに近づいてくる福寿、人を殺すことに躊躇の無いラファエル。1巻でメインになるのはこのメンバーくらい。最初から熱を出して動けない西園寺もけっこう気になる存在。あとは名前ぐらいしか出てこない。

全体的に状況説明に終わり、長い話のプロローグといったところ。