【感想・ネタバレ】カタブツ社長は愛しの秘書を手放せない〜あなたと過ごす甘く蕩ける夜〜のレビュー

沙布らぶ / 青禎たかし

「いい子だ。……さすがにストッキングまで破ってしまっては、めざとい社員に見咎められるかな」——香水メーカー・ミクリヤコーポーレーションで開発室室長・御厨晶の秘書として働く大城真優に異動が言い渡された。次は晶の兄である社長・御厨千景の秘書を務めることに。クールな雰囲気の千景だが、一緒に働くうちに彼の優しさに触れ恋心を抱く真優。そんなある日、帰り道を待ち伏せしていた元カレに襲われた真優を、千景が助けてくれる。そのまま初めて二人での食事——。そこで「だから、俺はあなたに惚れているんだ」と告白され…!?

[匿名 · ★★★☆☆]

何だか

元々社長が一目惚れして弟の秘書を横取りしたわけですが、そんな私情で人事っていかがなものかと、と思いながら読み進めたせいかイマイチ没頭できず。気持ちを打ち明けたら速攻ホテルというのも、大人ですよね⁈ヒロインもクズな恋人と別れてからあまり時間が経っていないし、身持ちの良くない女性のような。ヒーローにもヒロインにも魅力を感じない。でも室長は良い人でした。ヒロインは凄腕秘書のはずなのに、社長との面談時に当時の上司のことを役職でなく名前呼びしたり、社長室のドアのノックを2回しかしないとか常識を疑います。