あらすじ
ゲイのネコという役どころに悩んでいた俳優・藤堂漣はひょんなことからマンションの前で倒れていた男・最上桐生を家に置くことになる。自分を必要とする人間に買ってもらい、住む場所を転々としているというその男が役を演じる突破口になるかもしれないと考えたからだ。しかし、役作りに付き合うと言いつつも桐生は、言葉責めから焦らしプレイまで一方的に漣のカラダを弄り回し、思いがけずネコ側の快楽を知ることになった蓮は、撮影中にその事を思い出し、図らずも淫らで美しい表情を引き出されてー…。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
謎の青年×俳優。
初読み作家さんですが、おしいな…という印象。
この作品シリーズ化にできるくらい、話が広がりそうなのに、1冊にまとめちゃったので物足りない。
例えばメキメキ頭角を現してきた攻に、受がジェラシーを感じて反発したり、あと遊馬の存在ももう少し強引に絡んでくるかと思えばそうでもないし、監督が実は受を気にしてた…ってパターンもありだと思うんですよねぇ〜。
それがどれもなく、作中のピンチもあっさり解決してまとまってしまったので、何だかもったいないなぁ〜…と。
うーん
うーん…キャラの魅力が、顔の綺麗さで押しきられて、そのあとにおまけで中身が付け足された感じ…？
ストーリーも、「ベタな展開だしみんなわかるよね？」って押しきったあとにぐだぐだ説明してる感じ…？
キャラにもストーリーにも説得力が足りなくて、いまいち話にのめりこめなかったです。
