【感想・ネタバレ】ジョン・ディクスン・カーの最終定理のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さすがの柄刀作品。カーへの愛が感じられる。

密室という言葉でごはんが三杯食べられる人にはたまらない一冊。不可能犯罪っていいな!

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2020年10月24日

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カーが挑み、謎を解き明かしたとされる不可能犯罪。推理の断片である書込みのみを残し真相が失われたそれは、「ジョン・ディクスン・カーの最終定理」と呼ばれていた。日本でその謎に挑もうと合宿を行う学生たち。その最中に不可能と思われる殺人事件が起こる…。好みが分かれそうだが、私はカーが解き明かしたとされる事件2つも、学生殺人事件も、数学的断片から謎が解き明かされていくパズルの嵌まる感覚が最高だった。ラストはどう転ぶか自分の心臓の音が聞こえそうなほどドキドキしたが、想像以上の映像的ラストが大きな余韻を置いていった。

1
2020年10月22日

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読み応えのある最後の謎解き。
並行して別の推理が展開する。

ディクスン・カー、一度も読んだ事ないから、今度探してみようと思う。

1
2020年09月26日

Posted by ブクログ

迷宮入りとなった事件が集められた書物に記された、カー直筆の推理メモ。それを元に自らも事件を解くべく集まった大学生達。しかし、その中で殺人事件が発生する。カーが解いた難解な事件2つと、併せて3つの謎解きが楽しめる贅沢な一冊!最初は説明やらで読み辛いが、それを乗り越えた後のご褒美、謎解きはサイコーだった!いい意味で『キモチワルイ』ラストがジワる。

0
2021年06月06日

Posted by ブクログ

未解決犯罪実録集にカーが走り書きをしたという本を見る機会を得たミステリ好きの学生たち。カーが解いたという不可能犯罪を書き込みから推理する彼らにもまた、不可能犯罪がふりかかる‥
短編「ジョン・D・カーの最終定理」を改稿して長編化した話らしい。短編の方は未読。
本に書かれた過去の犯罪2つと現在の殺人事件の話だが、どれもカーらしいトリッキーな不可能犯罪。ラストはなかなか意表を突かれた。
カーへの愛情と不可能犯罪のロマンが感じられる。

1
2021年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ディクスン・カーが未解決事件の真相を記したされる書をめぐる不可能犯罪。ディクスン・カーが好きな人にはたまらないのかな。カーが解決したされる過去の事件を含め、作中で扱われるトリックは大きく4個(3+1?)。実現性には乏しそうだが、どれも良くできているし、特にメインの友坂殺しのトリックは細かいところにまで神経が行き届いている。けれども、どれもがトリックのためのトリックなのはいただけない。要するに、事件が不可解なのは、(ある理由で)犯人が不可解な状況を作りたかったからだ、と説明されてしまう。個人的には、こんな謎解きくらい興ざめなことはない。

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2020年09月12日

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