【感想・ネタバレ】生まれ変わった《剣聖》は楽をしたい 3のレビュー

鉄田猿児 / 笹塔五郎 / あれっくす

師弟として、護衛として――《剣聖姫》イリスの信頼を得たアルタは、襲い来る刺客・剣客衆への反転攻勢に打って出ることを決意。
自ら囮となることを名乗り出たイリスとその友人にして元《暗殺者》アリアと共に作戦を進めていたが現れた刺客がイリスの父を殺した仇と分かり――
「私は《剣聖姫》としてあなたを倒す！」
剣客衆最強のアディル・グラッツに対しイリスが感情を爆発。彼女は亡き父の剣《紫電》をその手に握り――そしてアルタは前世から使う愛剣《銀霊剣》を抜き、共に刺客へと相対する！

これは《剣聖》という名が繋ぐ少年と少女、二人の物語。

[ブクログ · ★★★★☆]

※完結したので1巻までの総評
タイトル通り「生まれ変わった《剣聖》は楽をしたい」という作品で記憶を引き継ぎ前世より大きな魔力を手に入れた主人公が騎士になり、剣聖姫と呼ばれる少女の護衛を秘密裏に引き受けるという内容。

戦闘描写が非常に格好よくてポテンシャルが高い作品ではあったが、人気が出る前に打ち切りになってしまって残念。原作も新作が発売していないという理由もあり、原作で続きを追うのも難しい未完の良作。