【感想・ネタバレ】デジタルマーケティングの定石 なぜマーケターは「成果の出ない施策」を繰り返すのか?のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「車輪の再発明」が繰り返される理由
デジタルの限界
 人間のようなおもてなしはできない
 ユーザが目の前にいない
デジタルへの理解が不十分で他部署に反論できない

デジタルの限界
入力が重たい入力フォームではなく、入力が軽い問い合わせフォームにし、営業担当が顧客リストを仕分けるべき
データで「行動履歴」は見えても「理由」はわからない
最も有効なユーザ理解手法は今もなお「アンケート」
大量のデータを集めただけでは何もわからない
データを集める前に何に使うか、仮説を考えるべき

デジタルの強み
デジタルはコストカットで真価を発揮する
ストックになり半永久的に集客できる

なぜデジタルは細かい仕事が増えるのか
顧客接点が多い
全世界に常時公開している
簡単にデータが集まる
完璧を目指すのではなく、適切に手を抜いて「管理」すれべ良い
閲覧しているユーザ数の多さと、そのページの持つ責任の重さから、対応優先度を決める

今すぐやめるべき「重箱の隅をつつく仕事」
ABテストはユーザ数が非常に多く決着がつく領域以外は、変更してからの前後比較で十分
SEOの本質は検索したユーザが求める情報を提供すること。検索回数の多いキーワードで売上に影響のあるもの以外で、リンクの貼り方やタイトルの文言を調整するより、質の良いコンテンツ作りに時間を使うべき
アトリビューションを言い訳に使う

ユーザ不在の「自己満足」の仕事は捨てる
古いページも資産なので放置し削除する必要はない

顧客が買うまでの流れを知る
顧客は何のためにECサイトを使っているか
アンケートと行動観察調査の結果、ECサイトには実店舗でも購入している「ファン」しか訪れていなかった。
実店舗に行く前のカタログとして有効に機能していた。
ECサイトの目標設定も「売上額」よりも「商品閲覧点数」を重視すべき。

高額なBtoB商品でも担当者はWebサイトを細かく見ない
Webサイトでは自社の要件を満たしうるかだけ簡単に確認し、営業担当を呼び出す。お問い合わせしてくるユーザは、サイトの中をほとんど見ずにトップページからお問い合わせフォームに直行する。
導入事例は、対象業種と企業規模を確認したいだけなので事例数を増やすことが重要。

データ分析は仮説を補強するために用いる。

顧客が買うまでの流れは3つに分ける
1、日常生活フェーズ
潜在顧客リスト獲得&継続接触
目的は「純粋想起の獲得」「ニーズの最速検知」
要点は、ターゲットを絞ること、ストック化すること、連呼にコストをかけないこと

事例:「シリウス」というタイトルをつけたメルマガでプレゼントキャンペーンを行い、「シリウス」を購入した大半のユーザがメルマガ会員だった。

ターゲットリストに定期的に通知を出し、ニーズ発生を検知する
シグナル検知の仕組みは複雑にしすぎない

2、初回購入フェーズ
顕在層のゴール直行

ページ別に発生しているニーズをゴールに直行させることで解決できる仕掛けにする
機能ページには「3分でわかる機能紹介資料」
事例ページには「事例集ダウンロード」

webサイトで全ページから「ゴール直行」を狙う場合、1つ1つのページは単体で成立していることが必要

検索には3つの段階がある
選び方の勉強
候補洗い出し
候補絞り込み
最も競争が激しいのは「候補洗い出し」検索
集客で競争優位を高めたいなら、これより手前の「選び方の勉強」検索やそれ以前の「日常生活フェーズ」でユーザに接触する必要がある。
例えば、「選び方のノウハウを資料にしました」と訴求し、無料ダウンロードに誘導すれば高確率でリードに転換できる。


3、継続購入フェーズ
コンテンツ&ルーティン作り

「定期的に買う商品」+「ついで買い」を誘発する
顧客との接触時間を上げる方が購入期間は伸びる

ユーザに求められるコンテンツを磨き上げることで、ユーザの生活時間に入り込む
ユーザが求めていないコンテンツは削除
コンテンツを追加した場合は、漏れなくユーザに通知すべき

ビジネスの型
BtoBのメルマガでは、週に1回程度が適切。配信解除率が上がらなければ、頻度を高めても問題ない。

EC売上を増やすなら実店舗との関係見直しが欠かせない
実店舗ではオシャレな店員さんにファンがついている場合があり、ブログきっかけでECで商品が売れる場合がある。店員さんにもメリットを設ける必要がある。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

業界を俯瞰してインターネットに妄想を抱いている人へのあてつけのようなスタイルで説明が始まるところに賛否両論なのだと思う。

自身は久しぶりにインターネットの業界にもどってみて、勉強になったのでよかったです。

いま業界の全体を俯瞰したい、ザーッと把握したい場合にはいいかも。

以下自身の読書メモなので。


■チャプター1
デジタルは万能じゃない限界と用途を分かっておくべき

セルフサービスでありユーザーは好きなものしか見てくれない
→目的を持った行動している

デジタルは見込逆を大量に集めることに適してる

デザインとかはどうでもよくて二の次

デジタルはそもそも対面のようなサービスはできない

集客に爆発力はないいずれも地道に

◼️チャプター2
中程度の顧客に無料で接客できる

コスパよくアプローチできてMAツールいける

広告のクッキー情報もSEOもストック効果が大きく半永久的に集客できる

◼️チャプター4
顧客主導の思想にしないとならない

買うまでの流れを知るには行動観察とアンケート

◼️チャプター5
web広告はターゲットを絞ること、ストック化すること、連呼にコストを掛けないこと

定期的訪問はデジタルに代替できるしコスパ最高さこす?にらだいにていきかけないかけやいするしぼ5.

りすとリストマーケティングにでじデジタルは最適

◼️チャプター6
初回購入フェーズはゴール直行を目指す

ブログなら記事→そのままそれぞれの収益ページに

LPはファーストビューで決まりますLPOしても1,2割の程度の改善

検索キーワードは選び方の勉強→候補洗い出し→候補しぼ絞りこみとと変化

検索上位を見ればゆユーザーにーニーズがわかわかる

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2022年03月02日

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