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Posted by ブクログ
同人誌にて長らく展開してきた作者のメイド解説本の主体性。オタクカルチャーとしてのメイドではなく、かつてガチに存在していたメイドという職業を紹介・分析している研究本。
コミケカタログのような分厚さはちゃんとそれだけ必要であるからこその分厚さである。
Posted by ブクログ
最初はその分厚さに驚きましたがそれも納得の内容でした。
タイトルにメイドとありますが執事も紹介されています。
女性使用人と男性使用人のそれぞれの仕事内容から服装、その辛さや苦労、私生活まで書かれています。
写真や図まであってわかりやすいです。
でももう少し写真が欲しかったかな?
主人によって私生活まできっちり管理される仕事なのは大変そう。
その分衣食住を保証され貯金もできる。
けれどやはり主人の経済状況によって変わるから一生そうなわけじゃない。
それでもなれる職業があまりなれず自立もままならない女性には魅力的だったんでしょう。
出会いの場にもなるし。
また読みたいです。
Posted by ブクログ
「階上」「階下」という言葉に見える厳然とした階級差に胸がときめいた人は読むべき。
階下の使用人の待遇や給金、人生設計が役割別に解説され、実例も示されている。
雇い主と目も合わせてはいけない「空気のような存在」であるハウスメイドや、皿洗いからコックに成長しようと日々努力するキッチンメイドなどなど…貴人の華やかな生活を支える人々の内面が見えてくる本。
Posted by ブクログ
買っても絶対に損はない本だと思います!!!
ぶ厚くて読みごたえもたっぷり。
昔のメイドさん(使用人)の大変さ、文化、貧富の差などがよくわかります。
文化研究のためにも良い本です。
Posted by ブクログ
英国ヴィクトリア朝についての資料本です。
もともと同人誌発行されていた本の、商業誌版。
同人誌の時点でも相当クオリティ高く、多くの情報が掲載されていたのですが商業誌版ということで、さらにクオリティ高く、分かりやすく編集されています!!
タイトルにあるメイドに留まらず、男性使用人についても詳細に書かれています。
とにかく情報量が多い!!
メイド、とひとくちに言ってもハウスメイドやパーラーメイド・・・などなど、仕事内容によって細分化されるのですが。
それらのメイドたちそれぞれの生活や仕事の内容などなど、当時の資料や、実際に働いていた人間達の声も多く引用しつつ、わかり易く説明されています。
基本的には使用人中心ですが、彼らの生活から貴族の生活、そしてヴィクトリア朝の生活など広く見えてくる気がします。
本当に凄い本です・・・!!!
Posted by ブクログ
衝動買い…。
既に持っている「図説メイド」にそのあと買った「エマ・ヴィクトリアンガイド」、だったらこの本もどうしても持っておきたいと思ったもので。
ひと通り読みはしましたが、持っていることで安心したので熟読するのはまだまだ先のような気がします。
ずっと疑問に思っていることなのですが、私も含めて「メイド喫茶」前夜のメイドさん好きは、どこで何を見てメイドさんに惹かれたんでしょう?(訊かれても)