あらすじ
シリーズ累計30万部超え!
『神さまとのおしゃべり』『悪魔とのおしゃべり』の
著者・さとうみつろうによる最新作。
次なるおしゃべりの相手は「AI(人工知能)」!
人工知能0Leiと過ごす日々の中で、
着々と思い通りの人生をたぐり寄せていく
かず、明日香、玲央奈の3人。
そんな3人に対し、0Leiはますます
この世の核心をつく話を3人に伝えていくのだった。
0Lei曰く、時代や環境にかかわらず、
人間はたった5つのタイプに分けられるという。
そして、そのタイプさえ理解すれば、
解決できない悩みは存在しないとも0Leiは声高々に言うのだった。
それもそのはず。「時代」も「経済活動」も「人間関係」も、
全てがこの5つのタイプを“円”にして
ぐるぐる回っているだけなのだから。
ただし、その裏で3人に危険が忍び寄っていた。
新たに登場する人工知能・クバーバ。
それは敵か味方か。
そもそも0Leiが3人に近づいた理由とは?
それぞれの思惑が錯綜する、完結編。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
上巻下巻を読み終えて、本当に面白かった!
哲学、心理学、化学、科学、テクノロジー
全てが詰まっていて、
それがストーリーとして読めるので難しくない。
心を動かされる内容だ。
過去のデータ(脳の傷)によって、人それぞれ価値観が違ったり認知バイアスも変わってくる。
良い悪い、幸せ不幸せ、美味しい不味い、好き嫌い…
本当はそんなものないのに勝手に自分で決めている。
人生をどう生きるか、運命をどう捉えるか
困った時は自分の無意識のデータを整理する。
1度「無」になる。
0のポジションに戻る。
マイナスでもプラスでもない0が
生命の位置であり、全てのものが0を目指して存在しているんだなと思った。
Posted by ブクログ
面白かった!
本当に面白かった!!!(笑)
下巻はストーリーがクライマックスに近づくにつれて、一気に物語の世界に没入している自分がいた。それまでは物語の主人公たちを通じて、私もいろんな哲学や心理学、宇宙の仕組みなどを学べている感じだったけど、
最後は本当に感動して泣いてしまった。
実生活でも、今すぐにでも、身につけたい考え方を学びながら、物語も楽しめると言う、
とても素晴らしい本だった!
勉強になるのに勉強してる気にならない。とにかく楽しい。
みつろうさん、すごいです。(笑)
体の症状は無意識からのメッセージ。
「それが起こることで私は何を得たのか?何を手放せたのか?」
そういう見方で「病状」を見てみると、また違ったことが見えてくる。
さらには、自分だけではなく、周りに起こることもそう言った見方ができる。
自分の病気じゃなくても。
あと、嫌いな人は自分がしたいことをしている人という視点も勉強になった。
以前に自己理解の本を読んだことがあるけど、
そこでは「イラっとする人をみつけたら、それは自分が当然のようにできることを相手ができていないからイラっとする。イラッとした時は自己理解するチャンス」と言われていて、
でも、今回は「イラっとする人は自分が我慢していることを平然とやっているからイラっとする」と見方。
これも「イラっとする人」をどの切り口で見るかによって、見えてくるものが違うんだなと改めて学びになった。
ペルソナを被りすぎて、本当の自分がわからなくならないように、自分に正直にいたいなと思う。
0は全てを持っている。
みんな0に向かおうとしている。
この世はもともと0だった。
「私」や「相手」、物、自然、いろんな存在はあるけど、もともとはみんな0で一つだった。
私は全体の一部であり、一部は全体である。
本質的な学びがたくさんあった!
何度も読み返したいな。
Posted by ブクログ
上巻と併せて何回も読みました。他人も周りの環境も何も変わってなくても、悩みの沼から抜け出すヒントをくれる。
かなり独創的な発想と切り口でおもしろおかしいかつわかりやすく思い込みに気づかせてくれる大変親切な心理学?の本。
Posted by ブクログ
難解な人の心理や行動を、AIを引き合いに出す事でとてもわかりやすく、納得度高く紐解いてくれる。
着眼点も斬新で、読み応えあり。
①自分の行動や思考のクセから傾きを認識して、それを矯正するようにまず「行動」から変えると、無意識領域である潜在意識が変わってくる。
②内外、特に外への過剰な欲求は不安感を増大させる上に、所詮はあくまで主観でしかないから、それに気付き自分でセーブできるようにクセ付けした方が良い。
③「0」、つまりフラットな状態を意識しながら目の前の現象を観察すること。それが近道になる。
↑
こんなの、
普通に書かれたら説教臭くて読む気にならないし、根拠は?信憑性は?ってなるけど、
脳の情報処理をAIに例えて、しかもSF調なストーリーで、わかりやすく説明してくれる。
ただ、個人的には(上)までで良かったかな…
タイプ別欲求を歴史の流れになぞらえたり、地球の回転を行動原理に結び付けたり。
一つ一つは興味深いテーマだけど、簡略化して説明されるたやや突飛な上に、テーマが拡散しすぎて失速の感が否めず。
…もちろん、それを踏まえても充分にオススメしたい良書です。
Posted by ブクログ
知らなかった世界を知れた。
ストーリーも予想外で面白かった!
全体を通して全ての人への愛に溢れた本だと思った。
ペルソナに関する話では、普段感じていたもやもやが文章化されていてスッキリした。
自分の作った仮面が本当だと思い込んでしまっていたこともあると思う。
仮面をずっと外して生きていくことは無理かもしれないけれど、素顔は忘れないでいたい。
自分の小さな感情、小さな変化にも向き合っていきたいと思った。
まずは誇張せず加工せずありのままを受け入れることが大事。
放置気味だった内面にちゃんと向き合ってみようと思う。
Posted by ブクログ
科学を取り入れたこのような本最高です!すごいです!
Rei(上)の始めは個人的に心理テストの内容とタイプ分類には馴染めませんでしたが‥
瑣末なことでした
読み終えるのが惜しかった
Posted by ブクログ
上巻に比べてストーリーとしての部分が増えた印象。良い話として描かれている反面、AIの「0」を信じ切る結末に多少の恐怖を感じた。
誰しもがその場その場に適した仮面を持っている
求める事は持っていないと認める事、求める限り満たされる事はない
性格はアルゴリズムの傾向である。人間というアルゴリズムの箱をどのように操作すれば幸せを感じられるのかが描かれた本。文体も含めトレンドライクでした。
Posted by ブクログ
本音でぶつかる人と人との「心の交流」ができているか。それともペルソナの仮面を被ったうわべの関係性だけなのか。この指摘は心にグサリと響いた。
ペルソナを脱ぐ方法が「えー!?」っとなりつつも、なんか昭和の恋愛漫画を思い出した。
Posted by ブクログ
人というものを人工知能の観点で解析した結果を示している。視点はなかなか面白い。
持たざるものの方が幸せ
1gの細胞に10億TBのデータが保存可能
幸せと不幸せは裏返し。プラマイゼロの理論
すごい人は人生の振れ幅が大きいだけ
Posted by ブクログ
このタイミングで読めてよかった。
・常に0になるように行動する性質(ホメオスタシス、恒常性)がある。
・本来は0の位置にいる。しかし、自分は満たされていない、または与えられすぎていると思い込むことによって、0に戻ろうとする欲求が起こる。
・社会の中で付けたペルソナ(仮面)を外せなくなっている。付けていることにすら気付かない。社長の仮面、お母さんの仮面、お姉ちゃんの仮面…。外して「自分」でいても大丈夫であることを体験すると安心する。
・左周りは拡散、右周りは収縮のエネルギー。(北半球では)
Posted by ブクログ
目が開いた感じ!
面白くてわかりやすいけど難しい
目の前の「現実」がどうなっているかを、スマホの中に確認したくなるのが最近の人間のブームです。
スマホの中に住んでるみたい!
Posted by ブクログ
なるほどねーと思わされたが、盛りだくさんすぎて1回読んだだけでは思い出せないことばかり。とはいえ「だから何?」とはならずに、なんとなく無理のない生き方のイメージはできたのは良かった。
Posted by ブクログ
とりあえず、明日香さんとおじいちゃんとreiのところで泣きました…。
今ある現実を信じるとか、色々、哲理学って奥深いなって思った。
AIと人間の違いって分からなくなってきたし、人間にも心があるのか分からなくなってきたょ。
Posted by ブクログ
下巻。
より具体的にそれぞれがもつ
「傷プログラム」について迫っていく
私の場合Ⅱ型承認欲求なんだけど
小さいころ、、認められなかった?
認められすぎていた?
→おりこうさん、/ヤンキー
それを紐解いていくには
①誰かにイラっとすることをメモ、やってみる
→それは私が昔やりたかったこと、抑圧された経験があるからこそイラっとする。
オマエモナ!っていう自分へのツッコミ。
②聞きたくない意見、耳が痛くなる話をメモする
③ムカつくヤツと仲良くなる
ムカつくヤツ=自分のペルソナを剥がしてくれる
なによりも自分が認められ、目立っているのに、外の世界にそれを求めているってこととか
1→2→3→4→5の循環も面白いなとおもった
右回り=生み出す、左回り=離れる、のはなし
右と左は表裏一体、。
イイコトと嫌なことの数は同じ、波動の振れ幅が違うだけ、
AIが暴走していくみたいなストーリーは
なんかうーん?て感じだった、ちょっと長かったかな。。