感情タグBEST3
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内容もさることながら、構成が抜群に上手かった。最初の章で半導体探偵の紹介と設定を生かした斬新な謎解きで一気に興味を引いておいて、次章からは暴走した半導体探偵たちを探す冒険の中に定義の勘違いといった要素がいいアクセントになっている。コーヒーブレイクと最終章で、図らずも暴走してしまった半導体探偵たちへのフォローも忘れないステキさが堪らない。
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マキナかわいいよマキナ。
西島大介の装丁に惹かれて手に取ったけど、装丁以上にマキナのキャラクターがかわいかった。
ちょきちょき。
主人公もっとがんばれよ、と思ったけど探偵はマキナなのだからこれでいいのか。
エラーを起こしてしまったクリク、オーガスタス、イーディもそれぞれに魅力的。
ロボットなので、解決方法が斬新。
ぜひシリーズ化してもらいたい。
そしてディッシュナンバー41ヴァージョン4・771を食べてみたい。
Posted by ブクログ
軽いけど可愛くて読みやすいのでミステリが好きじゃないひとにも楽しめそうです。ロボットから見ると日常の謎は感性が違いすぎて(そもそも感性はないのですが)笑ってしまいました。
ただ壊れたロボットがこうなるのはちょっとご都合主義な気もします。結果的に楽しめたから文句はないですが、ミステリってよりもライトノベルミステリ風味といった感じでしょうか。
表紙イラストが可愛い!と気に入ったひとの期待は裏切らなさそうです。
Posted by ブクログ
異常行動を起こす探偵ロボットが一体どこに認識エラーを起こしているのか、という逆説の趣向が面白かった。読者にもう少し手がかりがあってもよいかなあとも思ったけど、これくらいがちょうど良いさじ加減かも。
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序盤はロボットならではのセンサー能力が新鮮だったが後半はミステリというかアクションものというかある意味普通になった感じ。せっかくなのでロボットのすごさで押してほしかったな。全体的に読みやすいテイストでよかったです。やや甘め。
Posted by ブクログ
うーん、これジャンルは何になるんでしょう?
知る人ぞ知るAI研究者の祖父が作り上げたいわゆるアンドロイド4体。
探偵活動を旨にプログラムされている。
運悪く祖父が亡くなるのとアップデート時が重なり、3体にエラーが発生。
唯一エラーの出ていないマキナと孫の正行は探偵ロボットたちを探し出して無事に停止させることができるか?!
というような内容なのだけど。
探偵ではあるけれど、探偵モノでは……ない、なぁ。
いわゆるアンドロイドではあるけれど、SFでは……ぜんっぜんない。
推理はするけどミステリ要素も薄いです。
うーん、ホントこれジャンルは何になるんだろう。
マキナが可愛いのとマキナが書く「コーヒーブレイク」は楽しいし、ロボットならではの捜査方法など笑えるところも多かった。
けど、主人公の正行の魅力が足りないのと謎解き要素が薄いのとで全体的には物足りない。
マキナ以外の3体の探偵ロボットも活躍するはずの次作(出るなら)で判断、かなぁ。