【感想・ネタバレ】未来をつくるキャリアの授業 最短距離で希望の人生を手に入れる!のレビュー

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Posted by ブクログ

自分のキャリアを考えるうえで大切な情報がたくさんつまっている。人生の早いうちからキャリア設計をした上で過ごしている人とそうでない人とで、人生の充実度も経済的安定も大きく異なることを痛感。産業界で、主に独身男性が収入をあげていくための方向性の紹介が多い印象ではあった。こういうキャリアの築き方もあるのだととても参考になった。

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2022年08月21日

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コンコードエグゼクティブグループ(キャリア教育などを行う企業)のCEOで、キャリアコンサルタントとしても有名な渡辺秀和による、6章構成の文庫本。登る山を決め、登山ルートを考え、準備して出発する、というキャリア設計の3つのステップを解説し、その上で必要な知識として、市場の実態・陥りがちな罠・キャリアの鉄則を解説している。将来のキャリアを考え始めた人が、戦略的にキャリアを構築するための考え方を身に着けることができる本だと思う。

登る山を決めるうえでのポイントは、「好き」な「領域」と「立ち位置」を考えること。そのためには自分自身の「好き」を理解すること。登山ルートを考えるうえで重要なのは、「キャリアの階段」を作り、ゴール達成に必要な経験をいくつかのキャリアを通して身に着け、結果としてゴールに安全・着実に近づくこと。この時注意すべきは、一つの職業に固執しすぎないこと。キャリアの目的に立ち返り、他の選択肢も探すこと。また、途中で道草を食って丸いキャリアを作るのではなく、重要度の高い経験を積んでいくこと。更に、「キャリアの階段」でも、できるだけ自分の好きな領域の中で選択肢を考えることが、楽しい仕事をする上では重要という。最後に準備して出発するにあたっては、転職活動のノウハウを知り、その知識を活かす事。全体としてのポイントは、キャリア戦略では、努力を増やすのではなく、努力を集中させることが重要、ということ。こうすることで、目的に対して努力が効果的に働きやすいという。

面白かったポイントをいくつか
年収には、業界の壁・外資の壁・階層の壁がある。業界・外資・経営や資本家といった階層の壁を越えて、年収が段違いなので、そこを考慮に入れないと年収アップを目指す場合、効率が悪いとのこと
自分の「好き」なキャリアゴールは、ざっくり、早く決め、そのあとで、その方向性が正しいか慎重に検証することが良い、とのこと。要は、fast PDCAだろう。納得がいく
キャリアの「好き」の分析軸の一つである「立場」には、経営者・ベンチャー経営者・プロフェッショナル・社内エキスパートがある。社内エキスパートというのは会社のリソースを使いこなして大きな影響を与える人、とのこと。なるほどそういう道もあるんだと思った。
キャリアの上昇気流に若いうちに乗るとよいという話。やや決定論的で必ずしもそういえないのでは、とも思ったが、確かに若いうちからキャリアを積んでおくと、早い段階でよりレアな、価値の高い経験を追求することができ、結果的に後になって大きな差を付けられる、という話。まあ、無理することは無いが、若いうちから戦略的にやっておくと時間が自分の味方になる、ということなのだろう。参考にしたい。

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2021年09月18日

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未来をつくるキャリアの授業 最短距離で希望の人生を手に入れる!
2017/10/3 著:渡辺 秀和

大企業が潰れたり、買収されたりすることが珍しくない現代において、会社に依存したキャリアは極めてリスクが大きくなっている。いくら真面目に働いていても、ある日突然、勤務先が荒波に飲み込まれるかもしれない。

社会構造の変化によって、従来のキャリア設計法が通用しなくなる中、不安や閉塞感を感じる人がいる一方で、むしろ、この変化を自分の夢や志を実現する好機として活用している人も多い。

本書の構成は以下の6章から成る。
①人生を飛躍させるキャリアを設計する
②まずは人材市場の実態を知る
③あなたの「常識」は間違っているかもしれない
④未来をつくるリーダーたちはすでに実践している
⑤劇的に人生を変えるマジックがある
⑥戦略的なキャリア設計法をマスターする

キャリア設計において、本書はゴールに向けて様々な職を経ながらそれを目指す方法が示されている。私自身自己のキャリアプランの設計においては今の企業で勤めて成長することを選択している。

しかし、自分が取っていない手法がどうなのかや他の世界が何を求めているかを知ることは自分にとっても属する組織においても大いにプラスになる。

年末のこの時期に読みたかった一冊。年始からのスタートに向けた考えの土台を与えてくれる内容は読みやすく前向きな気持ちにさせてくれた。

学生の時よりも今でしかわからないことが多く見えた気づきが多い作品であった。

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2018年12月26日

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【読んだきっかけ】
戦略コンサルを目指して努力してきた友人から、コンサル転職や自分のキャリアを考える上で参考になった本だと薦められらたため。

【感じたこと】
コンサルがハブキャリアとして、キャリアの幅と能力を高めてくれる仕事であることが、具体的な事例も踏まえながら理解することができた。自分の興味とバックグラウンドを活かしてコンサルに挑み、自分のキャリアを作り上げていきたいという熱意を持てるようになった。

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2023年11月04日

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ネタバレ

キャリアの階段を作る=やりたいことを直接目指さない。
転職で資格は役に立たない。難関資格はハイリスク。それよりも英語、中国語。
資本家、経営者、従業員の区別をする。年収面では決定的に違う。
外資の壁=日本企業と外資では社内構造が違うので給料の決め方が決定的に違う。
業界によって年収が変わる。金融機関、製薬会社、インターネット企業。

ネクストキャリアのための3つの業界=コンサル、投資銀行、IT。課題解決能力は汎用品。企業のM&A、
35歳くらいまでは未経験でも可能。
英語の優先能力が高まった。
尖ったキャリアを積む。

自分の好きなこと、でキャリアビジョンを描く。大学入試とは違う。早めに暫定的に決める。
若い頃はハードワーク。
戦略コンサルはハブキャリア。このあとに経営層になれる可能性がある。
ベンチャーキャピタルで経験を積んで起業する。

IT系の魅力
営業職はM&Aの仲介が魅力的。商売の起点になる。

アーリーリタイアメントは可能だがつまらない
日記をつけることで、どのようなことを楽しいと感じるか。1~2年後に見直すと発見がある。

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2022年06月06日

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キャリアを考える上ではいきなり飛び地のキャリアを狙うのではなく、狙いのキャリアに近いキャリアをいちど挟んでからキャリアパスを描くと良い。

ビジネスの世界ではあらゆる色をまんべんなく伸ばそうとする。キャリアは、苦労の割に評価されません。念のためこのスキルも身につけようと考えても、ただ忙しくなって自分を追い込んでしまうと言う本末転倒になりがちです。むしろこの領域はやらないと捨てる勇気を持つことが重要。

求められたキャリアや仕事が自分のやりたい仕事ではない場合には今自分が積んでいる経験が自分の進みたいキャリアに向かっているのかどうかを意識することが重要。ずれた方向に進んでいるようであれば上司や会社に働きかけて軌道修正するように手を打っていくこと。



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2021年06月05日

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大学四年生の私からするとまだまだ自分のやりたいことが明確に定まりきっていない、でも将来はビリバリ働きたいという人にはコンサル業界、インターネット業界のどちらかに行った方がいいという考えが強くなる本だった。もちろん将来の目標を今の段階でもしっかり設定してそれを元にコンサル、インターネット業界に行くべきであって闇雲に行けばいいというわけではない。しかしこれらの業界での経験は、あらゆる企業から求められるスキルをもたらしてくれる。業務内容も多く、過酷な面もあるが人生を長期でなスパンで見るとどこで努力するかが重要である。だらだらと60や70まで努力するのか、20代で死にものぐるいで努力してその後は自分の持つ力で有意義に過ごすのかその違いだと思った。自分の将来を決めるにあったてはやはり好きなことが大切だ。あとは、好きな立ち位置も意識するといい。経営者からプロフェショナルか。ゼネラリストは転職の際には、求められない。自分の強みを早い段階から決めて、強くしていく必要がある。自分の強みを何にするかそこを決めるのが難しい。しかしそこだけは早く見つけて、時間かけて作っていかなければならない。迷ったらどこの業界にでも通用するようなスキルがいいのかもしれない。それがコンサルかインターネットなのだ。
景気によって転職市場ももちろん変化する。キャリアを見つめる時間はもちろん必要だが、それで好機を逃してしまうとかなり厳しくもなる。しっかり市場を見極めることが転職活動成功の鍵にもなる。

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2019年10月28日

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東大生じゃなきゃ無理なのでは…と思うところがありつつも、キャリア全体を考えるに新鮮だった本。「ハブキャリア」の考え方とか、すでに自分の目標とするキャリアが見えている人にはいますぐ役立ちそう。

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2018年08月28日

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コンサル転職支援の人材会社を経営する社長によるポジショントークでした。
とはいえ、コンサルやPEはじめ金融系に行きたい人間にとっては、その雰囲気を掴むにはよいと思う。

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2022年01月21日

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メンタル的な側面、実務的な側面ともに記載がある良書。
ラフな書きぶりなので読みやすい。

特に”やはり好きなものを仕事にすべき”という、ある種当たり前ではあるものの、ほとんどの日本人が出来ていないであろ一言が心に残った一冊。

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2021年10月02日

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題名の通りキャリアの考え方についての本。同業に転職するのではなく、そのスキルを給料の高い業界で活かせるよう動くことが重要。※給与UPを目指す前提。
近年の世の流れとして、ゼネラリストでなく、スペシャリストなんだなーというのを実感!日本社会も徐々に変化してきている。強いものでなく、変化に適応した人間が生き残る!

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2021年08月05日

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2020.08.09 中途を前提としたキャリアアップのセオリー集のような便利な本。自分の年齢ではもう必要ないが、子供たちへアドバイスする際にとても役に立つ。

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2020年08月09日

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ハイスペックな人向けの無難なキャリア論
あまり目新しい感じはない。よくある話が多い
授業というだけあって基本を抑えたという感じ。
キャリアプランを立ててそれにつながる仕事をしよう。

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2019年09月09日

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新書で読んでいたが、タイトルが変わっていたので別の本と勘違いして買ってしまった。失敗。
仕方なく、復習がてら再読。階層の壁、外資の壁、業界の壁、の三つが年収に大きく影響を与える、のはその通り。
ハブキャリアとして、コンサル、投資銀行、ファンド、ネット系企業、を勧めているが、この中で三つを経験した自分から見ても、キャリアの潰しが利くのは間違いない。転職エージェントにとっても、年収が高くて転職回数が多くなる層なので、ターゲットとして美味しいのがこのゾーンw
再読して改めて感じたこととしては、キャリアの初期に読むには良い本。ただし、キャリアの中期以降、自分独自の価値をどのように創り、世の中に届けていくか、を考えるには、内容はいささか汎用的過ぎるか。

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2018年03月05日

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今の会社に違和感があったら読むべき本。
著者のキャリアの展望には、アンチ国内大手、外資推しの思考傾向があるが、知っていても、良い知識である。
転職サイト運営者の現場から見た、良くも悪くも年功序列型人事の日本企業への警鐘した作品。

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2017年11月26日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
第1章  人生を飛躍させるキャリアを設計する
第2章  まずは人材市場の実態を知る~誰もが気になるlキャリアの疑問
第3章  あなたの「常識」は間違っているかもしれない~陥りがちなキャリアのワナ
第4章  未来をつくるリーダーたちはすでに実践している~押さえてくべきキャリアの鉄則
第5章  劇的に人生を変えるマジックがある~プロが編み出したキャリアの飛躍術
第6章  戦略的なキャリア設計法をマスターする

<内容>
30代までの転職市場を生き抜くためのノウハウを紹介した本。キャリアコンサルタントの本だし、実例が出ているのでわかりやすい。これからの日本は、転職が常識になると思う。30代までにどのような知識を身につけ、転職市場では何を「売り」にするか、バブ=キャリアの必要性など、まさに授業であり、教科書である。

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2017年10月20日

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