【感想・ネタバレ】超コーチング式英会話上達法~「学習が続かない」をついに解決!のレビュー

あらすじ


コーチング×科学的に正しい勉強法×性格タイプ活用
「英会話学習が続かない」
「自分に合った学習法がわからない」
「続けているがなかなか成果が上がらない」
こんな英会話学習のお悩みを全部解決します。

これまで4000人の英語力アップを指導してきた実績のある、英語学習コーチで目標実現の専門家でもある著者が、あなたを紙上コーチングします。

コーチングのノウハウを駆使し、第二言語習得論に基づく科学的に正しい学習法を用い、学習者の性格タイプにを活用した勉強のコツやアドバイスを伝授します。

あなたは、本書を読みながら、適宜設けられた問いに答えるだけで、「やる気」を起こし、「気づき」が得られ、PDCAサイクルに従って、効果的かつ効率的な学習を進めることができます。本書では特にPDCAのC(効果測定)とA(改善)に力を入れているので、普通のPDCA本とは異なります。

著者の生徒さんたちの実例や経験談がふんだんに掲載されており、学習に活かせるヒントが満載です。

自分仕様にアレンジできる「学習計画カレンダー」や「進捗管理シート」を含む「特典Excelシート」が無料でダウンロードできます。
本書を活用して、今度こそ、英会話学習で納得のいく成果を手に入れましょう!

【目次】
第1章 セルフコーチングⅠ 「やる気」と「気づき」
第2章 セルフコーチングⅡ 「GROW」と「科学的学習法」
第3章 自分の「タイプ」を学習に活かす
第4章 タイプ別学習法 インプット編
第5章 タイプ別学習法 アウトプット編
第6章 セルフコーチングⅢ 学習計画を立て、実行する
第7章 セルフコーチングⅣ 効果測定し、改善する

【ダウンロードコンテンツ】
特典Excelシート(自分仕様にできる学習計画表など)
【対象レベル】
英語初級以上
【著者プロフィール】
船橋 由紀子:
英語学習コーチ・メンタルコーチ。(株)インターナル・ドライブ代表取締役。立教大学経済学部卒業後、文学座附属演劇研究所を経て、役者・MC・ナレーターの道へと進む。2008年、リーマンショックの際に逆境を味わったことをきっかけに31歳で英語学習に一念発起。短期間の猛勉強でTOEICのスコアアップに成功。2010年、当時はまだ珍しかったコーチング型英語指導スクールに転職し、コーチの道を歩むことに。スクール在籍7年間で4000名の英語指導に関わる。スクール主催の英語スピーチコンテストでは、4年連続担当受講生を優勝に導いたり、『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)のTOEIC特集に取り上げられるなど実績を積む。2017年独立。独立前から個人的に学びを深めていたアドラー心理学やNLP(神経言語プログラミング)の知識を活用し、学習者に合った英語学習の指導を提供。明るいキャラクターと的確な指導力に定評がある。2カ月間のTOEIC企業研修では200点アップを実現した学習者を続出させており、英会話コーチングでは多くの経営者を顧客に持つ。NLPマスタープラクティショナー。アドラー心理学に基づいたコーチングを学べる「アナザーヒストリー」のプロコーチ養成スクール修了。同スクール認定コーチ。

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Posted by ブクログ

外国語学習の継続と成功には① 科学的に正しい学習法を実践すること ② 自分自身を深く理解すること が必要

PDCAサイクル
→ Plan (計画) → Do (実行) → Check (評価) → Action (改善)

学習者のやる気を絶やさないこと。
学習者が気づきを得られるよう導き続けること。

1日90分×3ヶ月

GROWモデル
→ コーチングを通じて目標達成を促進する際に活用されるフレームワーク
G: GOAL 目標
R: REALITY 現状
O: OPTION 選択肢
W: 5W1H 行動計画と意志、意欲

受動スキル → リスニング、リーディング力
能動スキル → スピーキング、ライティング力

英語では特に結論を先に言うと伝える力がアップする


目標の設定がうまくなるコツ
1. 具体的なシーンを目標にする
2. 身近な人を目標にする
3. 目標は2つ設定する (結果目標と行動目標)
結果目標 → 未来に手に入れたい結果
行動目標 → そのために必要な具体的行動


学習への想いをwant toかhave toにわける
例) 会社の会議で英語が必要だから上達しないとならない → have to
例) 海外旅行で家族にいいところを見せたい → want to
→ 動機はwant toの方が続けやすい。have toの中にwant toを探す
例) 会議でかっこよく英語を話せればモテる
↓ 
学習プロセスの中にwant toを増やす


科学的に正しい学習法①
インプット

復習 (反復): インプットした知識を復習して、頭で考えなくても、自動的に瞬発力を伴って口から出てくる状態(自動化)にする

リハーサル

アウトプット

科学的に正しい学習法②
トップダウン
→ 挨拶フレーズや定型表現など即効性があり、すぐに使える表現を学ぶ
ボトムアップ
→ 基礎力を重視し、そこからレベルを上げていく
→ 文法などの基礎力を鍛え、単語を入れ替えたり、文を長くしたりすることでレベルをあげていく。基礎から着実に力が付き、応用力もあげられる

どちらのアプローチを優先させるかは実際に使う言語の緊急度で判断できる


自分の「タイプ」を知る
→ 学習への想い&性格タイプ

「山登り型」か「波乗り型」

山登り型
→ 目標に向かって着実に一歩一歩進んでいくのが好きなタイプ。
〇 強み
・ひとたび目標が定まると、あれこれ目移りせずに地道な努力を積み上げることができる
・詳細なプランを練って行動することにたけている
・目標とスタート地点、進捗を管理することが好き
・責任感が強い
・理想が高い

〇 弱点
・決めた目標と計画に固執し、柔軟性に欠ける面もある
・なかなか伸びが表れないと不安になったり、ストレスを感じたりする
・結果主義に偏重し、プロセスを楽しめずに目標にたどり着いた後、燃え尽きることがある

波乗り型
→ 先のことを計画せず、目の前のことに熱中して取り組むタイプ
〇 強み
・その瞬間その瞬間を楽しむのが好き
・好奇心旺盛で、失敗を恐れずとりあえず行動するという姿勢がある
・人とのつながりを活かすことが上手
・ほどよく肩の力を抜いて勉強を進めることができる
・割り切って先に進み、大局をつかむのがうまく、合理的な一面もある

〇 弱点
・目標が漠然としていることが多く、方向性が決まっていないこともある
・興味関心の赴くままあれこれ手を出してしまい、収拾がつかなくなることもある
・乗り気にならないと、物事が遅々として進まないことがある



山登り型に適した学習法 → インプットファースト&目標を設定し、そこに向かってコツコツと学習を進める
・文法の理解から着実に始める
・短い文章を組み立てられるようにし、その後、徐々に長い文章をマスターすることを目指す
・軽い話題や日常会話から始めて、その後、外国語で仕事ができるようになることを目指す
・インプットを十分にしてから、実際の会話のようなトレーニングでアウトプットしていく
・1つ1つしっかりマスターしていく

波乗り型に適した学習方法 → アウトプットファースト&楽しんでいるうちに、結果としてできるようになる
・まずば実際に誰かとしゃべってみる
・実際の会話に役立つと思えるフレーズを早く使えるようになることを目指す
・自分が必要な状況が外国語が使えるようになることを目指す
・誰かと一緒に勉強する
・楽しんで進めていく

自分の得意なやり方で十分勉強をしてきたが成果があがらないなど行き詰まりを感じる場合はあえて自分のタイプとは違う勉強方法をすることでこれまで得られなかった気づきや成果が上がる場合がある

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2021年04月15日

Posted by ブクログ

性格に沿った英語学習の大切さについて書かれていて、とても面白かったです。
この本では、山登り型(計画立ててコツコツ取り組むのが好きな人)と波乗り型(直感的で目の前のことに熱中する人)の2タイプに分けられていて、それぞれの特徴や勉強法、気をつけるべき落とし穴などが書かれています。
英語学習者におすすめで、特に勉強始めたてで何から手をつけていいか分からない人などはこの本がとても役に立つと思います。


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2021年03月27日

Posted by ブクログ

PrimeReadingの対象になっていたので読んでみました。
書いてあることは割と当たり前なのですが、具体例が多くて、読んでいて「あ、あるある!」となるポイントが沢山あります。
英語学習が続けられない要因とその対応のヒントが見つかるかも。

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2021年04月14日

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