あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
奈良時代が遺した渾身の『正史』が待望のマンガ化。
これなら読める!面白い!「入門書」よりわかる『入門書』ここに登場!
全国約八万の神社を包括する神社本庁監修による「神社検定」は平成24年から始まり、毎年、テーマを設けて全国の会場で行われてきた。
いくつかの公式テキストがあり、その中から出題されてきたが、その副読本として初めて「マンガ入門書」が発売された。
『古事記』に比べて、どうしても難しいというイメージがつきまとう『日本書紀』。この本は、『日本書紀』において神道的に重要なシーンを中心にマンガでストーリーを紹介し、その意味などは注で解説している。
令和2年は『日本書紀』編纂から1300年の年だ。
「入門書」よりわかる「入門書」がここに登場した!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
神社検定の入門書の入門書って感じです。
神社検定は、基本となる「神社のいろは」という書から少なくとも50%は出題されるのですが、
各神社に祀られている主祭神やその経緯について、
この漫画をさらっと読んでいくだけでも理解度が全然違います!
その知識がないと、「神社のいろは」をいきなり読み進めるのはちょっと苦しいかもしれません。
いきなり住吉三神と言われても…とか。
神社検定受けなくても、国内旅行だと神社は切っても切り離せませんし、触っておく価値は十分にあると思います!
Posted by ブクログ
2021年現在。コロナと共に皇室関係が話題になっている。その皇室の源流が元をただせば日本書紀に起源を見ることができる。
別に今騒がれているから、というわけではなく、前々から気にはなっていた日本書紀。反面、避けて通ってきたことも否めない。
そんな折、マンガならよめる!と思い読んだ子の一冊。
本の感想というよりは日本書紀の感想になってしまうが、ギリシャ神話や北欧神話などなど、神話というものはあまねく無茶苦茶である。現代の日本人の方がよっぽど品行方正かと思うくらい、神様は無茶で、あほらしく、より人間らしく、愛らしい。
漫画であるため読みやすいことは間違いがない。ただ、これは仕方がないことだが、とにかく神様の名前がい多い!しかも似すぎ!!○○ノミコト、△△ノミコト、□□ノカミばり。覚えられるどころか、ごっちゃになる。
もちろん丁寧に解説をしてくれているのだが、この解説が曲者。漫画はむしろ文字数、セリフが少なくできているのだが、それを補うように補足が下の欄外に、細かい字で毎ページ記載されている。
これをいちいち読むとせっかくのマンガなのにスピードが落ちる、面倒である。
構成にケチをつけてしまったが、せっかくの「マンガならわかる!」が少しもったいない気もした。しかし、複雑で雑多な日本書紀を漫画で表現するにはこのような方法しかないのもわかる。