【感想・ネタバレ】ドローン探偵と世界の終わりの館のレビュー

あらすじ

ドローン対名探偵 廃墟の迷宮で繰り広げられる知恵比べ!
あなたはきっと見破れない。究極のエンターテインメント

颯爽と空から現れ、犯人を捕獲する神出鬼没の《ドローン探偵》こと飛鷹六騎。
ある日彼は、捜査中に両足を骨折。折しも大学探検部の面々と廃墟探検へ向かう予定だった。
悩んだ末にドローンを操り、カメラ越しに探検するが、廃墟の中では部員たちが何者かに襲われ始め━━。
定石破りの天才が贈る傑作ミステリ。

解説・細谷正充
※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

名前が特殊なのは北欧神話にかけてあったからなのかなるほどと思うものの、少々読みにくい…
ドローンに対する思い込み、それが解消された時に物語が全く違ってくるのは面白かった
現実世界でいろんな技術が生まれ、ミステリーにも影響してくるのかと思うと今後も楽しみ

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

この作者の小説はどうしても色物系というか、一風変わった作品だと思っていたのであまり読んではいなかったのだが、今作はなかなかに面白い話だった。ミステリとして最初に現れた謎は小粒だが、それを補って余りある作品全体に仕掛けられたトリック。うーむ、見事にしてやられた。話自体もミステリ要素以外にも成長譚としての側面もあり、最後の主人公の成長ぶりには胸にくるものがある。早坂吝の小説はまだ3~4冊しか読めていないので他の作品も読みたくなった。

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2022年02月07日

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