【感想・ネタバレ】サンキュー、ジーヴスのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

国書刊行会のジーヴスを順番に読んでいる中ではこれが一番面白かった。バーティーがドジで変なこだわりと突っ走る性格で失敗を沢山しても、ジーヴスは彼が大好きなんだと思ってた。しかし今回ばかりは辞表を出すとは! そのジーヴスも他の人に仕えてみれば慇懃なイラつかせる人と映る。結局二人以上に馬の合う組み合わせはないのかもしれないとクスクス笑いながら読み終わった。楽しい♪

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そもそもの発端はバンジョレレ(バンジョーとウクレレの間の子といわれる楽器)から。
ロンドンのタウンハウスでバーティーが掻き鳴らすバンジョレレの音色は、周辺住民だけでなくジーヴスにも不評で、ついにはジーヴスがバーティーの元を去ることに…。
ジーヴス無しでやっていけるのか?バーティー?
いやぁ、いいね。この後の展開が。
バーティーの元を去りバーティーの友人チャフネル卿に仕えることになったものの、バーティーのことを常に案じているとしか思えないジーヴスの言動が。
ある災難から逃れるために顔に靴墨を塗っちゃって、難を逃れたものの今度はそれを落とすためのバターを得ようとするのに中々入手できず、真っ黒な顔のまま奮闘する展開は滑稽で笑えた。
旧友チャッピーに、毎度お馴染みサー・ロデリックの登場、バーティーの元婚約者ポーリーン・ストーカー嬢、新しい執事ブリンクレイらがもたらす無理難題、災難が複雑に絡み、人のいいバーティーを悩ませる。
困った友人を捨て置けない、そんな〈金のハートの持ち主〉バーティーが、ジーヴスはやっぱり好きなんだろうな…と思わせる最後の展開に胸を撫で下ろした。

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2012年04月04日

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