【感想・ネタバレ】会計天国 今度こそ最後まで読める、会社で使える会計ノウハウのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

会計に興味がある人って、社内で出世しているような気がしますね。.

というか、むしろ逆か….

出世して、課長や部長など管理職のポストに就くと必要性が増してくるみたいです。「プレーヤー」ではなく「マネージャー」になると、全社視点でものを見る必要ってありますものね。.

そんな時お勧めしたいのがこちら。.

ハッキリ言っちゃうと、内容はけっこう高度。

ある程度会計のことを知らないと、多分ちゃんとした理解は出来ないので、ホントは一通り勉強した人にお勧めしたい本です。.

ただ、それが、ストーリー仕立てになってて分かった「つもり」になれるところが本書のポイント。.

したがって、1回目はストーリーを追いながらサラッと読んで、二回目はペンを片手にチェックしながら読む、というのが正しい取り組み方だと思います。.

とくに、大企業に勤めている人であれば、第4章「部長課長が同期との競争に勝って出世する方法」は読んでおいて損は無し。.

ぜひチェックしてみてください。

0
2012年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経営コンサルタントである主人公は物語の冒頭で不幸にも突然死んでしまう。だが、生き返る唯一の方法として、今にも破産しそうな経営者達を救済するという難題にたちむかっていく。財務諸表から問題点を読み解き、的確なアドバイスにより次々に経営者を救っていく物語形式に一気にひきこまれます!

0
2011年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

父子家庭で手塩にかけて育てた娘が今度結婚。父親はウェディングドレス試着イベントに
急ぐところ、ハンドル操作を誤り事故に。脳死となった父親は「天使」に出会い、
5人の人生建て直しに成功すれば生き返ることができると取引を持ちかけられ…。

巷で流行の物語風ビジネス本だが、中身は割りと硬派でBS/PL/CFも頻出する内容。
自分の業界以外の観点から財務諸表を見ると、また勉強させられる部分があるなぁと実感。


第1章~決算上は利益が出ていても、運転資金が底をつけば倒産

・借入金の元本返済は当期純利益から(元本返済はPLに出ない)
 +固定資産の原価償却期間は往々にして、借入金の返済期間よりも長い
 =税金払えないようなビジネスモデルでは借金を返せない


第2章~価格競争に陥った会社の建て直し(固定費と変動費)

・固定費と変動費を見誤ると利益計画を間違う
 ~変動費=売上に連動しない+金額規模が小さくない+集計の手間がかからない
 ~固定費=上記以外(あまり精緻にやろうとすると継続できない)

・どのビジネスモデルも最初は「変動費:大」「固定費:小」だが、
 売上拡大により利益を増やせるよう「変動費:小」「固定費:大」に変化。
 固定費に投資することが参入障壁の構築に繋がる。

・「値下げ」(=売上は減るのに、経費は減らない)は「変動費率UP」と同義


第3章~買収した子会社の粉飾決算脱却(粉飾ポイントとビジネスモデル変革)

・粉飾決算の基本パターン
 ①売掛金を増やす~架空の取引先を作る
 ②棚卸資産を増やす→背景に低歩留まり率・低自動化率がないか?
 ③人件費を減らす~小資本の関連会社を作り消費税や社会保険を節約していないか?

・会社再生の基本パターン(手のつけやすい順)
 ①節税のテクニックで会社が使えるお金を増やす
 ②会計のテクニックを使い利益を増やす
 ③ビジネスモデルを変革する
  ~親会社の競争力ある商品(コロッケ)を、子会社が持つ販路(コンビに)を
   使って販売する。商品の需要増大に対しては、子会社の余剰設備を活用。


第4章~事業別収支に基づく経営資源(営業人員)の最適配置

・固定費は3つに分類し、部長はまず③の有効活用を考える
 ①全社共通(部署に配分不能/社長の人件費等)
 ②管理不能固定費(部署で管理は可能か/家賃等)
 ③管理可能固定費(課ごとの人員配置等)

・どの業種でも、社員1人あたりの粗利益目標は最低2000万円=1時間1万円


第5章~事業別収支に基づく事業ポートフォリオ管理

・事業拡大の3パターン
 ①現在の事業を拡大し規模の経済を追及する
 ②川上/川下に拡大し、コスト削減や顧客接点強化(=マーケティング力強化)を図る
 ③現事業と関係の薄い領域に進出(含:買収等)し、会社の経営リスクを小さくする

・すべての固定費をコントロールできるのは社長だけ
 (社長しか事業撤退の意思決定はできない)

0
2013年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先日税金の勉強をしたのでついでに会計の勉強をと思い手に取った。とりあえず自分には一切会計知識が無かったので正直このレベルの本でも消化しきれていない。やはり実際に手を動かしてやってみないと本書の内容の本当の意味は分からない気がするが,そんな自分にも分かりやすい本だというのは分かった。とりわけどのように会計をつけるのか、ではなく、それがどの様に役立つのか、どの様に役立てればいいのか、というのが分かりやすく書かれていた。①新規事業を行う目的をハッキリさせる②無理のない目標を立てる③撤退のルールを明確にする、とか具体的な指針もあり経営者とかを目指している人なら読むといいのかも。しかし減価償却の重要性と恐さを知ったなあ・・・

0
2011年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この手の本では特に読みやすい。
かといって入門書にすると何がなんだかわからないかも。
他の本で前提知識があるとかなりスッキリ入る。

不覚にもウルっとしてしまった。

0
2012年07月01日

「ビジネス・経済」ランキング