【感想・ネタバレ】看護婦が見つめた人間が病むということのレビュー

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Posted by ブクログ

短い章仕立てなんですが
どの話もとても濃い内容です
体も心も どちらかだけが病むのではなく
どちらも影響しあっている
それこそ オーダーメイドの「病」
その「病」を治すには
やはりオーダーメイドのやり方でないといけないのですね

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2018年10月06日

Posted by ブクログ

誤解を招く表現だと十分わかっていますが、この本を読んで、病を得るということは「軽い死」。

本当に死んでしまったら、もちろん動かなくなるし、何の反応もできなくなる。その手前まで生きたまま行く、ということではないか。

だから自分の醜さも隠せない。家族や周囲が自分をどう考えているかもあらわになる。

この本で取り上げられている事例はそれぞれ考えさせられるものばかり。

病を得た時、自分はどんな受け入れ方ができるか。

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2018年07月14日

Posted by ブクログ

9784062762298  230p 2008・12・12 1刷
〇現場で働く看護士の経験から書かれたいろんな人間の「病む」。
医療側、患者側、家族側のどの視点から読んでも非常に深く考えてしまう。漫画の「ブラックジャック」や「ブラックジャックによろしく」を読んだ後も似たような感じがする。

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2011年11月14日

Posted by ブクログ

ベテランの看護師が人間の真の姿を見つめたエッセイ集。『看護婦が見つめた人間が死ぬということ』の続編です。病を持った人間が自分と向き合うこと、そして看護師の仕事はいかに過酷なのかという事がわかりました。

まだ僕は幸いにして、自分の人生の中で大病を患って、病院にて彼ら彼女らのお世話になったことはまだないんですが、まぁ、いつかその日が来るのだろうなとそんなとりとめのないことを考えながらこの本を読んでいました。この中には病気になった人間が向き合う苦悩や、それを支える、もしくはまったく患者と向き合うことを放棄してしまった家族のことや、人間がもともと持っていた暴力性などが噴出する様子が。非常に生々しかったです。

今はわかりませんが、この本に書かれていた彼女の勤務部署は精神科だったので、病と向き合ったり、自ら死を選んでしまった患者のことが書かれていて、ページをめくる手が何度かそこで止まってしまいました。確かこれは精神科のでのことではありませんが、特に印象に覚えているのは、「男の沽券」を守るために看護師たちを怒鳴り、殴りながら、排泄が自分では思うように出来なくて、糞尿まみれになっている男の話でした。

彼は立って小便するといって看護師たちの言うことを聞かず。最後まであがき続けてはてに他の病院に移っていきましたが。読んでいてなんともいえないものを感じました。日々現場で働いている看護師の皆さんはこういうことと日々向き合っているんですよね。本当に頭が下がります。

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2011年07月22日

Posted by ブクログ

精神科、看護士の大変さの一部を知れる本。
実体験のエピソードを基に作者が感じたことが記載されており、その考え方が深く、なるほどなぁと思えるところが多かった。
短編になってるので読みやすい。

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2018年08月19日

Posted by ブクログ

現場の看護師目線から、精神疾患をはじめとする病を抱える患者を見つめるシリーズ。
患者たちから自らを見つめる姿勢には心を打たれる。自分の力ではどうにもできないことに対して、ぼくらはどう対応すれば良いのだろう。今後のことに関して、大いに考えさせられる一冊になりました。

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2014年03月01日

Posted by ブクログ

精神を病んでいる人に対し、偏見を持ってしまっていたなぁと考えさせられました。精神を病んでいようと身体を病んでいようと差はなく、医療者のできることはほんの少しのこと。難しさを改めて実感しました。

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2018年08月01日

Posted by ブクログ

この人の本は読みやすくていい。
病気って怖いなと思った。自分もいつか病気をすると思うと怖い。
看護婦の仕事ってやっぱり面白そうだけど、あたしには向いてないかもって思った。

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2009年10月17日

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