【感想・ネタバレ】横浜F・マリノス 変革のトリコロール秘史のレビュー

あらすじ

知られざるトリコロール変革の歴史と最前線

堅守のマリノスからアタッキングフットボールへ――。

J2降格の危機にまで陥ったJリーグ屈指の名門クラブは、いかにして変革を行い、15年ぶりの優勝を果たしたのか。

クラブ取材歴15年。
チームから絶大な信頼を得ている番記者が、選手・監督・スタッフへ緻密なインタビューを敢行。

横浜F・マリノスの知られざる変革の「歴史」と「裏側」を、どこよりも深く掘り下げ、書き記しました。


【目次】
プロローグ ――ドキュメント「優勝の裏側」――
第1章 変革前夜
第2章 深海から頂へ
第3章 革命家 アンジェ・ポステコグルーの正体
第4章 チーム統括本部の奮闘と情熱
第5章 CFGという名の新時代のパートナー
第6章 トリコロールの未来


【著者プロフィール】
藤井雅彦 (ふじい まさひこ)
ジャーナリスト
1983年生まれ。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、記者活動をスタートさせる。
サッカー専門紙『エル・ゴラッソ』創刊時から執筆。2006 年から横浜F・マリノス担当に。
マリノスを徹底分析するWEBマガジン『ザ・ヨコハマ・エクスプレス』の責任編集として、チームに密着し続けている。
“現場至上主義”をモットーに、サッカー専門誌などにも多数寄稿。
書籍の構成に、『中村俊輔式 サッカー観戦術』『サッカー・J2論』(ともに、小社刊)がある。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

番記者の藤井さんのF・マリノス愛が詰まった一冊。
菊池さんとはまた違った視点で描かれていて、新たな感動を覚える。
良いことばかりではなくて紆余曲折を経て手に入れた15年ぶりの栄冠。
その裏側のドラマは必見。
今、DAZNのクラシックマッチで03年の優勝のゲームが配信されていて胸アツだった。
03年の優勝の時も雨の中で劇的な完全優勝。
昨シーズンの優勝も雨の中で何ともドラマティックだなと思った。
今までの歴史に触れることでサッカーを観られる日常がどれだけ尊いものなのかということを痛感させられた。
早く新型コロナウィルスが収束してJを観られる日常が戻ってきてほしいと心から思う。

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2020年05月01日

Posted by ブクログ

2019シーズンに優勝を果たした横浜F・マリノスの裏側を明かした一冊。期待して購入したが期待以上だった。
マリノスに関わる大事な話を余すところなく書いてくれた。その一言一言に思いが伝わってきて目頭が熱くなる本だった。マリノスを応援する人もそうでない人もみんなにお奨めしたい。
また、この本はマリノスの歴史でありながら、大切なことをたくさん教えてくれる。ボスのフィロソフィーを貫く姿勢、すべてのメンバーがそれを信じ抜くこと、役割を明確化し迅速にサポートする統括本部、CFGという異文化との接触…
最高の一冊だった。

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2020年04月21日

Posted by ブクログ

サッカー専門新聞の横浜F・マリノスの担当記者が、マリノスの変革がいかに実行されて2019シーズンのリーグ優勝に結びついたのかを詳細に記録した本。伝統的にマリノスが堅守だった背景、岡田監督のもとで二連覇を果たしたあとの低迷の理由などがよくわかる。転機は外国の資本とやり方を受け入れた時からだが、ポステコグルー監督の就任で一気に流れが加速する瞬間をダイナミックに描いている。特に結果が出なかった2018シーズンに、監督はもとよりクラブ全体がぶれなかったことが大きい。監督の人柄については興味深く読んだ。随所に著者のマリノス愛が溢れているのを感じた。

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2020年07月15日

Posted by ブクログ

マリノスファンなら必ず読むべき一冊。優勝や移籍の裏側が知れるのはもちろん、当時の懐かしさが鮮明に蘇る。

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2020年04月29日

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