【感想・ネタバレ】コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画のレビュー

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危機は来る、何回でも来る
危機到来の瞬間にこの本を手にとって
素早く対策を行えばいい
だから次の危機到来まで大事に蔵書とします

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2020年09月10日

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COVID-19が猛威を振るいだした2020年4月に書かれたにもかかわらず、かなり鋭い深い内容となっている。さすが冨山さん!

118ページという薄い本なので、コロナ渦でささっと書き上げたのかと思いきや、冨山さんの経験のエッセンスを余すことなく言及されている。

平時と緊急時では経営手法は全く異なる。生死がかかっている危機時には情理は排除し、合理を優先すべきである。国民感情や社内の空気などという実態不明のお化けに惑わされずに、「理屈通り」にやるのが経営である。理屈通りにやらないから多くの人が仕事を失い、未来をつかむチャンスを逸する。合理する力こそが未来をつかむ力なのだ。
この力を持っているリーダーの共通点はネアカであること。どんな絶望的な状況にいても「理屈通りにベストを尽くせば必ず結果が待っている。それでだめならしょうがない。その時にまた次の手を考える」

個人としては、まず自分の置かれた状況、自分がいる組織がこのあとどれくらいの嵐に巻き込まれるか、いろいろな情報を集め、そのうえで自分の頭で考え抜くことである。危機はいつも新しい形で押し寄せてくる。

機器の経営において、平時の頭の良さ、BOOK Smartは役に立たない。モノをいうのは、実戦経験に裏打ちされたStress Smartである!
豊富な臨床経験、修羅場経験を持つストレス・スマートな真のプロは減少している。

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2020年07月29日

Posted by ブクログ

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コロナを題材にした本を初めて読んだが、納得できる内容だった。
近視眼的な身近な経験や常識ではなく、歴史から学ぶべき、という部分、これは経営に限った話ではないように感じた。

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2022年02月18日

Posted by ブクログ

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新型コロナの感染拡大が続き、まさに国内でも第3波に入ったといわれるタイミング。

リーマンショックを今の会社で経験し、東日本大震災、そして新型コロナウイルスによる世界的パンデミック。

サイクルで訪れる危機。

終息が見えない世界的な危機に直面するなか、リーマンショックが起こった時には想像すら出来なかった速度で進むデジタル革命。

DXをどう取り入れ、生き残っていくかを意識し始めたのを機に本書を手にしてみました。

DXの前にCX。

管理職とはいえ、会社の方向性を決定するポジションにはいない私に出来ること。

少しでも進めたく、MAやRPAの導入に社内では最も早く取り組みを行ってはいるが、日本では失われた10年と呼ばれる時間に世の中は大きくシフトし、日本的経営を続けてきた多くの企業が世界基準から取り残され、日本は生産性が低いと呼ばれる社会に浸かってしまった。

今のような危機的状況では医療の世界で行われるようになった「トリアージ」(緊急度と救命確率で治療の優先順位をつける)の視点は組織を運営していくうえでも必要な視点で、まさに「あれか、これか」の優先順位。

緊急時にはそれを皆で協議するのではなく、トップが判断し、指示を出す必要がある。

今まさにビジネスパーソンが読むべき一冊。

そして、続編である「コーポレート・トランスフォーメーション」もしっかりと読み、多くの学びを血肉に変えていきたい。

説明
内容紹介
NHKスペシャル『激震コロナショック~経済危機は回避できるか』著者出演、大反響!

▼リーマンショックを超える経済危機は、3つの時間軸で襲ってくる。

第1波 日本のGDP7割を占めるローカル産業の壊滅(飲食、小売、エンタメなど)
第2波 自動車、電機など大企業 グローバル企業へ波及
第3波 金融恐慌の発生

・欧米でもローカル経済圏破綻の打撃が大きい(cf.リーマンは金融圏)
・中国による牽引役が期待できない ・ソルベンシー問題と逆石油ショックが金融危機へ
・破産したくなければ企業は短期PLを本気で捨てよ・手元キャッシュが全て・最悪を想定

・危機におけるリーダーの”べからず集”とは?
・経済のグローバル化傾向は、このまま続くのか?
・企業が、個人が、政府が、コロナショックを生き残る鍵とは?
内容(「BOOK」データベースより)
企業は、個人は、どう生き残るべきか。史上最大の経済恐慌を、必死で回避せよ。日はまた昇る―「ポストコロナショックの世界」を大胆予測。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
冨山/和彦
経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。1960年生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、産業再生機構COOに就任。カネボウなどを再建。解散後の2007年、IGPIを設立。数多くの企業の経営改革や成長支援に携わる。パナソニック社外取締役、東京電力ホールディングス社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2020年11月12日

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