あらすじ
美しいが、花を咲かせるくらいしか能がない名もなき神は、天界で沐浴中、全裸で現世に召喚された。喚んだのは炎帝国の皇帝・緋皇。戦神を喚びたかった緋皇は落胆したものの、「妃になってください」と懇願してくる。彼の気概と精悍な姿が気に入った神は加護を与えるつもりで頷くが、男同士だし形ばかりの結婚だろうという予想を裏切り、緋皇は初夜の床で狂おしく神を求めてくる。童貞処女の神は困惑し逃げるが……。kivvi先生の口絵・挿絵も収録。
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^^*
ふわふわ花神なんてタイトルだから中身はどれほどふわふわなのかと心配していたんですが、思っていたよりもちゃんとしたお話でびっくりです！
攻様が王様なので傲慢な感じかな？と思っていたけれど、相手は神様なのでかなーり献身的です。
めちゃくちゃ惚れてます。崇拝してます。
そんな犬っころみたいな王様に神様が心惹かれていく様子がとても丁寧にゆっくり描かれていてかなり満足度の高いお話でした！
ふわふわ
ずっと気になりつつ、話の内容が想像つかず放置していたのですが。
ふわふわっていうから可愛らしく気弱な神様のお話かと思いましたが、
ほわほわしていてもそこは2千年も生きている神様なので気高く、我を通す。そしてちょっとおバカ。さじ加減が良かったです。
炎の皇帝も全然偉そうなところがなく、国と国民に仕えて国の繁栄を望み、自分の代わりはいくらでもいるという考えでいる、そんな強くカッコいい皇帝が花神様に振り回されつつも花神様をひとえに愛する。
隣国が召喚した軍神との圧倒的な力の差をわかりながらも、せめてもと自分を犠牲にして兵士の傷を癒したりする花神様、、、
最後の結末は壮快でした！
