あらすじ
ごくごく平凡なサラリーマンの「僕」が、生死をさまよう大怪我を機に開眼! 投資センスがゼロでもできる、驚くほどシンプルなお金の増やし方をやさしく解説。家計にのしかかる住宅ローン、教育費、介護費。さらに老後資金「2000万」問題……。生きていく上で誰もが避けて通れないお金の悩みは、こうして解決します!
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Posted by ブクログ
【要約】
特別な才能や高い給与がない平凡なサラリーマンでも、再現性のある方法(「世界経済への投資」という発見と、それを支えた「節約」および「運用のルール」)で資産1億円を築くことができる
①資産形成のきっかけ:会社は守ってくれない
著者は手取り22万円の食品会社営業マンだったが、27歳の時に時速70kmの車にはねられるという凄惨な交通事故に遭った
この際、会社から十分なサポートが得られず「サラリーマンの代わりはいくらでもいる」と痛感したことが、会社に頼らず自立するための経済的基盤(お金)を求める原動力となった
②人生最大の発見:人口増加とGDPの相関
著者が大学生時代に気づいた真理は、「世界人口が増え続ける限り、世界のGDP(国内総生産)は増え続ける」というシンプルなロジック
この成長に乗るため、個別株ではなく「世界経済全体」に投資すれば、高確率で資産を増やせる
・人口増加:
世界人口は1日に約20万人ずつ増えており、2050年には約100億人に達すると予測されている
・経済成長:
人が増えれば消費(食事、衣類、スマホ、住居など)が増え、企業の利益と給料が増えるという循環が生まれる
③具体的な投資手法:投資信託の積立
著者が実践したのは、「全世界株式インデックスファンド」の積立運用
・手法:
毎月一定額を自動で購入し続ける「ドル・コスト平均法」を採用
これにより、株価が高い時は少なく、安い時は多く買うことになり、購入単価が平準化される
・原資の確保:
月々の生活費を徹底的に節約(格安スマホへの切り替え、家賃交渉、保険の見直しなど)し、手取り20万円台から毎月10万円を投資に回すという高い貯蓄率を実現した
④独自の運用ルール
投資を継続し、確実に利益を出すために以下のルールを設けている
・記帳ルール:
毎月1回、資産評価額を記録し、成長を実感することでモチベーションを維持する
・売却ルール:
利益が+20%を超えたら一度全て売却して利益を確定させる(成功体験を積むため)
ただし、大暴落時は売らずに継続し、その後+100%を超えた時に売却する
・再投資ルール:
売却して得た利益は、10年分(120ヶ月)に分割して毎月の積立額に上乗せし、再び世界経済に預ける
⑤1億円への到達:不動産投資への展開
投資信託で築いた数千万円の資産を元手に、さらに資産を加速させたのが「不動産投資」
中古マンションを安く購入し、自らリフォームの指示や工夫を行うことで、住居費をゼロにする、あるいは売却益を得ることで資産1億円を達成
★結論
投資のセンスや高収入は不要であり、「世界経済の成長を信じて、規律を持ってコツコツと投資を続けること」こそが、凡人が1億円を貯める唯一かつ最短の方法である
Posted by ブクログ
33歳で一億円という内容に引かれてこの本を読みました。一億円以上の資産のうち半分以上不動産、1000万円ほどは事故時の保険金といった内容は少し再現性が低いと感じましたが、インデックスの積立投資は再現性があると感じました。そして同時に節約の大切さも感じました。S&P500ではなく全世界株式を勧めている点は興味深かったです。
Posted by ブクログ
良い点
・エピソードが面白く、専門知識がゼロの人でも楽しく読み進めることができると思う
・Webページの画像付きで具体的な説明があるため、投資信託の始め方がよくイメージできた
・不動産投資にも興味が湧いた
悪い点
・筆者の資産の大部分は不動産投資によるものであり、「毎月生活費以外をできるだけ積み立てよう」というメッセージとは矛盾している気がする
・家族から7,000万円を借金したというデカすぎる前提条件が軽視されている
・資産と純資産の区別が曖昧な記載があった
感想
・「筆者は投資信託を投機的に利用している?これでは複利の利点を最大限活かすことができていないのではないか?」と疑問に感じたので、今後学びを進めていきたい
→20%増の時点で利確するというのはその後下がるリスクを鑑みると有効だと考え直した。複利の効果も下がったら意味がないから。ただ、その後積立で再分散した場合に最終的な金額がどう変わるかは具体的な数値を用いて検証したい(23/10/21)
・手取り19万円にも関わらず10万円を投資に回せたのは凄すぎる。その節約術も詳しく知りたかった