あらすじ
ITサービスにシステム障害はつきものです。システム障害発生時に適切な対応ができるかどうかでユーザへの影響は大きく変わり、うまくできずに被害を拡大させてしまった事例も多くあります。これは、システム障害対策の現場で必要なノウハウ(基本動作、ツール、必要ドキュメントなど)が体系化されておらず、暗黙知になっていることが一因です。本書は、これまで暗黙知だったシステム障害対応を体系的にまとめて形式知とすることで、個人・組織のシステム障害対応力を向上させることを目的とした解説書です。障害対応を指揮する「インシデントコマンダー」や、実際に作業にあたる作業者が知っておくべき知識を解説するとともに、高い障害対応力を備えた組織作りや教育の仕組みについても紹介します。
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Posted by ブクログ
運用周りの勉強に。
新しい技術の話もある。カオスエンジニアリングなど
自身の業務の振り返りにもなる。未熟なエンジニアのあるあるなど共感出来るところも多かった。
また読みたいので、本棚に置きます。
Posted by ブクログ
障害対応における登場人物、基本動作、必要なドキュメントやツールなどがまとまって解説されている。経験が多い人が読んでも現行フローの改善点を見つけるヒントになりそう。
Posted by ブクログ
障害対応について,組織単位での共通認識が求められる中で,本書はそのフレームワークとして参考になることが多いと思う。IT分野の人は一通り読んでおいて損はない。
Posted by ブクログ
体系的に振り返るには最適な一冊だった。
現場によって様々なやり方があると思うが、こういった基本と照らし合わせることで課題が見えることもあると再認識した。
Posted by ブクログ
システム障害が多発したため、読んでみようと思い一読。中身は自身の会社が対応しているやり方は間違っていないと実感しました。
確かにシステム障害は経験がモノをいう世界であり、それをいかに組織的に合理的に設計して運用することが重要になります。
それらを知りたい場合には良い本だと思いました。