【感想・ネタバレ】人脈なんてクソだ。―――変化の時代の生存戦略のレビュー

あらすじ

博報堂のホープと言われた男が33歳の若さで退職し、株式会社GOを立ち上げて絶好調だ。
いきなり少年ジャンプやAKB48、ONE OK ROCKのような大型案件を手掛け、SNSで過激な発言をしてバズり、
若手ビジネスマンに熱狂的に支持されている。
3人からスタートしたGOは、ゴールドマンサックス、電通、アサツー、三井物産などから次々人が集まり、
またたくまに30人のエリート集団になった。
年功序列型の巨大企業が次々と衰退し、IT業界などから若手起業家がどんどん誕生する現代を、
彼は「大航海時代」と捉え、大企業で鬱憤を貯めている若手ビジネスパーソンに奮起を促す。
広告界の風雲児は、なぜ博報堂を辞めたのか?
彼が考える新しい時代の会社組織とは何か?
これからの時代の働き方、稼ぎ方とは何か?
エッジの効いた熱い言葉で語り下ろす!

第1章 「大航海時代」の到来だ!
●ジャイアントキリングの時代に
●今の企業に足りないのは「勇気」
●「数字の経営」ではなく「言葉の経営」を
●令和は「思想と個人の時代」
●企業価値は「関係人口」で測られる
●「答えを出す」のではなく「問いを立てる」
●サッカーをやっていたら、ある日突然ラグビーになる時代
●コロンブスはなぜスペインに渡ったか

第2章 日本の7割よりも世界の2割を狙え!
●「ポカリスエット」があるのに「アクエリアス」を売る
●もはや国民的ヒットなんてない
●「好きなもの」しか買われない
●なぜ箕輪厚介の本は売れるのか
●「試合後に語れる試合」が一番いい試合
●「なるほど」はダメ、「まさか」しかヒットしない
●日本の7割よりも世界の2割を狙え

第3章 イチローに素振りやめろって言うヤツがいるかよ
●GOは現代の『蟹工船』!?
●「働き方改革」なんてクソ
●ホワイト企業ではなく「カラフル企業」を目指そう
●意思決定は早ければ早いほどいい
●天才を雇用する鍵は「思想」と「環境」
●令和時代の起業家はアーティスト

第4章 「人脈」なんて言葉を使ってるヤツはクソだ
●能力は「高さ」×「広さ」×「深さ」
●「なんでもやります」というバカな若手
●「会うべき人間」になる前に会ってもしょうがない
●SNSで実力より先に影響力を持ってしまう危険
●炎上は議論のきっかけ

第5章 努力しないための努力をしろ
●売れないミネラルウォーターを売る方法
●アイデアは自分の「外」にある
●ニュースの見出しに注目する
●あらゆる物事を四象限で区切る
●「代案なき否定」は悪ではない
●企画書は"パンチライン"から書け
●本物の野菜から野菜ジュースを作れ
●気を遣って「奇襲」せよ
●なぜヤンキーはビジネスで成功するのか

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世の中、スマートに仕事をこなす
風潮がある中、圧倒的な熱量で
それでいいのか、と問いかける。
恐れ多いですが、仕事に対する考え方が
僕と似ており、共感できる箇所、多々あり。
ブラック企業の本質は「やらされている感」と
常々思ってましたが、
がっちり言語化されておりました。
TCAの方でも勉強させて頂きます。
ありがとうございました。

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2023年05月08日

Posted by ブクログ

すごく読みやすい本で勉強になる事が多かった。1番印象に残っているのはライフワークバランスではなく、ライフワークバリューを意識すると言った話が興味深かったです。
三浦さんの話ではないが、このような話を書いてもらえると、三浦さんの勉強したことも併せて勉強出来るので、またいつか読み返したい本の一冊です。

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2025年01月07日

Posted by ブクログ

『努力をしないための努力をしろ。

戦を略すと書いて戦略。
つまり戦略とは戦わないで勝つ方法を考えること。』

元不良やヤンキーが思考の瞬発力が優秀だったり
ビジネスで成功する理由の構想に納得。面白かった。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

〜人脈なんてクソだ。〜

-いつも三浦さんをテレビで観るたびに「あー、苦手だなーー」「なんか拾ってもらったみたいな感じするなー」って正直思ってた。

-だからこそ、読んでみた。

-結果、「うーーーん…」ってことも「たしかに!!」ということも、「ドキッ!」ってこともあった。面白い。

-何気なく毎日仕事して、毎月お給料もらって、少ないだの多いだの言って、経営者はポンコツだの使えないだの言って、1日が、1ヶ月が、1年が終わってく。

-毎年年末に「今年はどんな年だった?来年は何を目指そう」と考える。

-そんな26年間何も変わってない、いや、何か変わったかもしれないことに気付いてないことに思い知らされた1冊だった。

-クリエイターとしてでも代理店としてでもなく、一人間として、社会にどう貢献していくか、クライアントにどう向き合っていくかをもっと広い視野で考えないと見えないものがあるのかなと思いました。

-明日からちょっと色々と試してみよう!
そんなふうに思える一冊でした!

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2021年11月28日

Posted by ブクログ

三浦さんの考え方がわかりやすく書かれていて、読んでいて面白かった。自分も思想を持って生きようと思った。

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

圧倒的熱量!言葉のエネルギーが高く、著者三浦さんの生き方が凝縮された一冊。
タイトルだけみるとなんてぶっ飛んだ本なんだろう、と思っていたが、内容を読むと人脈という損得感情だけの言葉ではなく、本当の友人関係、信頼関係の重要性を説かれている。アツイ。

能力=高さ×広さ×深さ
専門性を高めるて、自分が何者なのかを語れるようになりたい。

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2020年04月13日

Posted by ブクログ

端的にまとめると、今もこれからも変化の時代、そんな時代だから一歩踏み出そう、そのためにどう戦っていこうか?というのが著者のメッセージ。

・サッカーだと思っていたらラグビーの試合になってる
・数字の経営より言葉の経営
・動詞より名詞になりたがる
・まさか、しか広まらない
・内輪受けを狙っていい
・天才は思想、環境、待遇
・ルールは新しく付け足すことができる
・アイデアは自分でなく外に求める(ブランドの課題を解決する→社会の課題をブランドで解決する)

繰り返される「変化」という言葉。
グローバルプラットフォーム始め強者が絶対的に強い力を持っている中で、ジャイアントキリングをどうやって起こそうか?散文的に散りばめられた各章から著者のメッセージを感じられた。

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2020年04月12日

Posted by ブクログ

・パンチライン大事、パンチラインから企画作る。
・勇気を出して行動することが大事。
・数字の経営より言葉の経営。
・思想と個人の時代。
・売上規模→社会的影響
 社員数→関係人口
 問題解決→問題設定
 競合優位性→変化の可能性
・専門性の高さ×深さ×広さ

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2024年06月22日

Posted by ブクログ

口語調でサラサラ読める。伝えたいことが明確。
転職のタイミングで読んで良かった。
所々"ラッパー"が引用されてHIP HOP魂を感じた(笑)
言語化力、読んでみようかな。

以下、個人的なメモ。本文とは異なります。
・令和は思想と個人の時代
・日本でメジャーより海外でマイナーでも熱狂的なコミュニティを狙う
・めちゃめちゃ好きなモノしか買われない時代
・失敗しても逃げても前に進む
・アイディアは自分の外から得る
・企画書には1つのパンチラインを残す

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2020年05月18日

ネタバレ

うーん

いまいち

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2020年04月06日

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