感情タグBEST3
主人公の女性(作者)と、数学の先生のキャラどちらも嫌味が無く、絵も可愛いので読んでてストレスが無い。
基本条件やどうしても譲れないところなどを、自分で把握してコントロールできる、要は「精神的に自立している」人たちの婚活なので、見ていて苛々しないし呆れることもない。
そんな婚活漫画としても楽しめるが、婚活そのものよりも、どちらかというと、他人同士が「自分の大事なもの」をすり合わせていく過程の面白さがあると思う。
その過程の中で、「数学も漫画も想像力が大事」「一人が好きというか自由が好きなんだね」など、たまに鋭い感性が見えるのも面白い。
一見、漫画家と学者、という、価値観がまったく違う二人のように見えるが、ふたりとも、どれだけ相手に驚いたり理解できない部分があったりしても、相手を頭ごなしに否定したり変化を強要したりする傲慢さは無く、基本的に「理解しようとする努力」と「受け入れる寛容さ」を持っている。
そういう意味では「人間に対する基本的な価値観」は、それほど大きく乖離していない二人なのではないかな…と思う。
あと余談だけど「ご冗談でしょうファインマンさん」は個人的に大好きなエッセイなので、思わぬところで出てきて嬉しかった。
匿名
Twitterで追っていました。面白かったけど、ほとんど内容は一緒かな…。SNSをチェックしていた人には物足りないかも。ほっこり安心して読め、多分エッセイなんだけどラブコメ好きにおすすめ。
Posted by ブクログ
インスタで何度かみかけたことがあったが、単行本になっていたので読んでみた。
ダンナさんが独特で面白い。
それを楽しめて可愛いと思える奥さんの目線なのでほのぼのとしている。
お互いペースや価値観が合いふたりのリズムを作っていける人に出会えて良かったと思う。