【感想・ネタバレ】王国騎士になるはずがお妃候補になりましてのレビュー

佐倉紫 / 緒笠原くえん

騎士に囲まれて育ち、自身も立派な剣士となった十八歳の伯爵令嬢レオーネ。結婚する気はあるものの、求婚者が現れるたびに剣で撃退していたら、いつの間にやら嫁き遅れ寸前。ならばいっそのこと、王国騎士となり、尊敬する陛下に一生を捧げて生きようと思い立つが――ひょんなことからお妃候補になってしまう！ さらには、絶対零度のオーラを纏い女嫌いと噂される国王・ギルバートと、いきなり子作りしろって、どんな試練!? 結婚しない訳アリ国王と、忠誠心溢れる押しかけ花嫁の、かりそめマリッジ・ラブ！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。

[aya · ★★★★☆]

王道ですが良い

強いヒロインは大好き！しかも、よくある女性騎士系ヒロインは、「私はもう女を捨てている。変な目で私を見るな！」的な子が多い中、このヒロインはヒーローを助けるために自分の身体を差し出します。思い切りの良さと素直さが好感度高いです。ヒーローは最初はツンだったのが、徐々に心を開いてデレていく様子が良かった。ヒーローサイドがちょいちょい入ってて、ヒロインへの感情を示してくれてわかりやすかったなぁ。