【感想・ネタバレ】簡易生活のすすめ 明治にストレスフリーな最高の生き方があった!のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年03月02日

断捨離が注目される今のブームと、明治の新しい考え方、簡易生活が似ている。

合理性第一、科学的、簡素。

これを昔の人が、どんな感じで実践し、磨いていったのか。
今とは生活の比重がまったく違うが、(例えばガスなどなくて薪で炊飯する)考え方の芯は意外にも近い。
自分らしく、という思想が戦時にあったこと...続きを読むに驚いた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月10日

「舞ボコ」の作者による2冊目。
人生の半分くらい働いてきてぼんやりと実感していることを、ここまでまざまざと文章で読めることの嬉しさ。
たとえば職場のおみやげ。
したい人がすればいい。私にはどうしても虚礼に思えるので、個人的に廃止。
上司のあいつや、同僚のあいつの鼻面に叩ッ込んでやりたい。
生活の端々...続きを読むでこの「簡易生活」という言葉を思い出して、自分を確かめていきたいところ。
というか生活器具やテクノロジーの進化によって、当時より簡易生活は達成されつつあるのだと思う。
が、まだまだ。

つまるところ作者の文体が好きだな。
面白い着眼点の人が、面白い実在人を、面白い視点から切り取って、面白い文体で書けば、面白くないわけがない。
のほほん文体とでもいうか。
泰平というお名前が本当に似つかわしい文体。

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Posted by ブクログ 2021年06月04日

シンプル・ライフの指南書といった感じではなく、明治〜大正にあった「簡易生活」運動を紹介する内容。中には簡易生活を追求するあまり極端な行動にでる者のエピソードもあり、作者のノホホンとした文体も手伝って気楽に面白く読み進められた。
今となってはなかなか一般では触れられない当時の雑誌記事や新聞記事の引用も...続きを読むあり、明治〜大正の市井のひとびとの暮らしぶりも知ることができる。シンプル・ライフを実践したい人より、レトロ文化ファンに刺さりそうな内容だけど、もちろん現代にも通じる「シンプルに、自分らしく、他者を尊重しながら生きること」の大事なエッセンスは読み取ることができる。

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Posted by ブクログ 2021年05月15日

タイトルから自己啓発チックな本かと思ったら、明治時代のエキセントリックな人たちがたくさん出てくる本でした。作者の真面目なツッコミに何度も笑ってしまった。
しかし現代においても参考になる部分も多々あり、100年経っても本質的なところは同じなんだなぁと勉強になりました。

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