【感想・ネタバレ】ヴァルター・ベンヤミン 闇を歩く批評のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年08月06日

広い意味での体制や時流は手強い。人間をがんじがらめに絡め取っていく。

それにしてもなんという深い闇が感じられる著作だろう。闇を切り抜けるために、根源に降りたベンヤミンの言葉は、静かに心を鎮めてくれる。もちろん癒やしではない。もがいたからこその視点ばかりだ。

彼の最期も象徴的だ。あちら側に追いやら...続きを読むれることで、かえって根源性を保ったともいえる。

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Posted by ブクログ 2019年12月29日

やっぱり、ベンヤミン好きだなー自分と思えました。今回は特に彼の女性遍歴を知って、「もーベンヤミンったら」って思った。ちょうど、暴力について考えていたので改めて彼の暴力論の鋭さに、驚かされるとともによく学びたいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年01月18日

聖母マリアの奇跡の泉、ルルドでベンヤミンとハンナ・アレント再会
パサージュ:アーケード、商店街
外側のない暮らしが密に詰まった構造物のようなものについて
そのかけらを拾い集めて提示してみせるってことなのかなぁ

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Posted by ブクログ 2023年06月11日

入門書として。皮肉なことに、翻訳が読者に奉仕してしまって、読者の言語によって原作の言葉を窒息させてしまうところがあるので、ここで満足せず、原作にあたることが肝要。評伝及び一つの見方として優れる。

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Posted by ブクログ 2020年02月29日

メディア・リテラシーとの関連は見つけられなかった。ベンヤミンの伝記である。簡単にベンヤミンの生涯を知りたい人にはいいと思われる。

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