【感想・ネタバレ】ひきこもれ~ひとりの時間をもつということのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひきこもっていることを悪いことだとみなして、そういった人を表に無理にひっぱりだそうとする行いを、たとえば吉本さんがテレビで見たといいます。それは、スーパーの店長がひきこもり傾向の人々を集めて、その気質を矯正しようとする行いでした。そして番組では、それを善いことだ、とする文脈で語っていたそうで。著者はそれは違うよ、と丁寧に、中学生でもわかるような言葉で語ってくれます。「分断されない、まとまったひとりの時間をもたないと、人は何者にもなれない」というところから始まって、不登校について、いじめについ、死について、自分の引きこもり気質について、世間の風潮についてまで、おしゃべりの感覚で語ってくれています(本書は口述を録音編集してテキスト化したものか口述執筆だったようです)。

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2015年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世間では、ひきこもりって響きは、マイナスのイメージばかり。
でも、吉本隆明さんは、かなり肯定的に捉えている。

ひきこもりの人は、明るくて社交的ではないかわりに、考えること、感じて自分で内密にふくらませることに関しては、人より余計にやっているのです。それは、毎日毎日、価値を生んでいるということなのです。

う~ん。深い。確かに、自分の考えや思考を深めたかったら、どっぷりと1人になる時間って必要。人生の一時期、どっぷりと「人生」とか「社会」とか、「自分」と向き合ってぶつぶつ考える時間って必要だよなあって最近思う。
”きのこ”の時間。大切にしたい。

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2012年04月25日

Posted by ブクログ

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絶賛社会生活に馴染めず引きこもっている今、たまたま見つけて即購入。

自分にとっての人生の価値を見つめ直している、そんな時期なんだろうなと少し納得できた。

個人的に
一般社会の中で不登校的な生き方を貫くことが大事、という言葉がとても気に入っている。

嫌でも社会や人とは関わらざるを得ないので、自分なりの関わり方を模索しようと思えるきっかけになりました。

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2021年12月11日

Posted by ブクログ

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ぐっとくる言葉もあれば、けっきょく何をおっしゃりたいのか…?
という部分もチラホラ。
読む前の期待が多過ぎたのだろうか…

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2012年08月15日

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