あらすじ
ORIX BLUEWAVE 1994-1996 イチローの誕生。
打率3割9分でも凄いじゃないですか。まだハタチですよ/ボクがメジャーを好きな理由/僕は革命者だろうか?/ICHIRO & KAZU
ORIX BLUEWAVE 1999-2000 新境地への飛躍。
ピークは遥か先にある/ずっと探してきた感覚を見つけた/揺るぎなきプライド
SEATTLE MARINERS 2001-2003 ICHIRO第二章。
躍動するスピリット/99%の満足/イチロー×アレックス・ロドリゲス
SEATTLE MARINERS 2004-2007 栄光の先の孤高。
262安打のためにどうしても必要だったもの/この道の彼方に/6年目の孤独/7年目のMVP/17年目のスタートライン ほか
WBC 2006&2009 甦る死闘。
僕はいま、イチローを超えた/みんなが折れかけた心を支えてくれた/イチロー×王貞治 ほか
NEW YORK YANKEES 2012-2014 転機と、偉業と。
NY、特別な場所で/1―4000、ひたむきな旅路の果てに/『51』は特別な数だから
MIAMI MARLINS 2015-2017 偉大なる旅路。
変化、破壊、成熟/“4257”と“3000”の間で/揺るがぬ歩み
SEATTLE MARINERS 2018-2019 ICHIRO最終章。
失意と泰然/ふたたび、戦いの場へ/長き戦いを終えて
1994年の仰木彬と鈴木一朗
ICHIRO PERFECT BOOK A to Z
別冊付録Numberイチロー全表紙
※「ICHIRO ゴールドカード」は電子版には収録されておりません。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
これでもか!というほど、イチロー選手のインタビュー記事が詰め込まれています。大変に素晴らしい。とにかく、その語る言葉が面白い。イチロー選手。やはり、圧倒的に稀有な人物だなあ、と痛感します。
惜しむらくは、石田雄太さんのインタビュー記事は、基本的に、石田さんの別の著作「イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000-2019」と内容がガッツリ被ってしまっている、というところでしょうか。そちらの著書も持っているので、うーむ。違う記事を読みたかったなあ、、、と思ったのですが、そこはアレですね、ないものねだり、というか、しゃあないことですよね。
で、記事の内容も素晴らしいですが、雑誌、Nunberで、当時載っていたであろうイチロー選手の写真が、多分そのまま?使用されているのも、大変に素敵。ブルーウェーブ時代の若かりし頃のイチロー選手が、どんどん年を取っていく姿がしっかり分かるのが、良い。しっかしまあ、イチロー選手、ホンマに男前だよなあ、って思いますね。言動良し、ルックス良し、成績に関しては言わずもがな。とんでもねえ存在だな、って感じですね。
若き頃のブルーウェーブ時代の記事が、イチロー選手のコメントが、基本的に語尾が「~でしょうネ」「「思いましたからネ」となっているのが、ああ~時代やなあ、って思いました。あの時代は、こういう語尾の表現になってたんだなあ、、、ちょい恥ずいよね笑、とかね。こういうことを発見できるのが、当時のインタビュー記事を、時代を経て読むことの趣深さよ、とか思った次第ですね。
いやしかし、またいつの日か、イチロー選手に匹敵するような、新たなる、とんでもねえプロ野球選手が出現して欲しいな、って思いますね。圧倒的に異次元の才能を見ることができる、ということは、人生における、かなりの幸せですよね。