【感想・ネタバレ】お願い、脱がシて。（１６）のレビュー

川中康嗣

「見ないでよ、絶対っ…!」この学校には呪いがある。校内で“ある行為”をシた者は、不思議な力で下着が脱げなくなるという呪いが。その呪いを解いてパンツを脱がすことができるのは、解呪の右手を持つ主人公の高校生・神手英心だけ。神手は呪われた女子たちを助けるため、パンツを脱がすことを申し出る。「だけど、こんなところで男子に下着を脱がされるなんて……!」と戸惑う女子たち。でも、このままだと彼女たちはいずれーー…。

楽しいクリスマスパーティーは思わぬ展開へ…!! 呪いの本体が憑依したヒロインを突き止めるため、神手は全員を順に脱がしていくことに。一人だけパンツが動かなくなったのは一体誰だ…!? そして呪いの本体は「理想の女子にふんどしを穿かせる」ため翼を連れ去ってしまう。学校を舞台に最後の戦いが始まる！ 神手は、野望を阻み、翼を救うことができるのか――!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

ラスボスもやっぱりネタに走るかあ。
最後を決めたのが意外なその人だったのは、登場から計算されていたことなのか、いや途中で考えてそれでそれを使いだしたと考えた方が自然か。
まあちょっとよかったかな。

よくよく考えると(知らない)男に脱がしてと言うのは、脱げないより受け入れがたいのではないだろうか。
羞恥で見せるにしてもどうも弱かった面はあるかもしれない。
主人公が朴念仁過ぎるのもヒーローとしてはもう一つかな。
そこに何かもうひと味加えないと、話の転がり方見せ方がワンパターンだったかも。