【感想・ネタバレ】HOW TO BUILD ホビージャパン ガンプラブームを担った雑誌ができるまでのレビュー

柿沼秀樹

1965年、代々木駅前に開店した小さな模型店「ポストホビー」からそれは始まった。本書はホビーの未来を信じた一人の男と彼の創刊した雑誌「月刊ホビージャパン」の軌跡を、そこに集まった多くの才能ある人々の証言をもとにまとめた、知られざる昭和ホビー史である。

[ブクログ · ★★★★★]

期待以上に面白かった。

あんな人、こんな人の名前が出てくるたび、おー、あー、と思うのだが、何故か東郷隆の名前は出てこないのね。
（十川、金子、山卓といった人は当然ながら出てくるのだけど）

柿沼秀樹って、ガンスミスキャッツだっけ、と思ったら、バブルガムクライシスだった（笑）
（どっちもちゃんとは観てなかった）

[ブクログ · ★★★★☆]

意外に創刊が早くてびっくり。しかも、最初はミニカーの専門誌だったとは。「プラモデル＝ガンプラ」から始まった世代としては、ただただ驚くばかりだ。
創刊当時の表紙をカラーで掲載してくれているのが嬉しい。特色のあるものなんだから、「表紙と目次のみ」のムックなんかも売れるんじゃなかろうか。