料理人の左京とフローリストの右山は、高校時代からの腐れ縁。出会ってから10年たった今も、同じアパートで隣り合わせに暮らし、ベランダからお互いの家を行き来する仲の良さです。しかしある日、左京が右山の部屋を覗くと、彼は左京の名を呼びながら自慰行為に耽っていて……。
高校時代からの友人同士が “腐れ縁”と毒づきながらも、なんだかんだ大人になっても仲良しで、実はどちらか片方が相手に思いを寄せている。歴戦の腐女子なら「あるある〜」と思ってしまいそうな王道の設定・シチュエーションですが、猛者たちよ本作を侮るなかれ。ナツメカズキ先生の手によりエモエモのエモ案件に仕上がっています。
桜の花咲き乱れる中で出会った高校時代、2人っきりの屋上や教室でじゃれ合い、ときには夢を語り合った――そんな美しい時間の中で生まれた恋心は、 26歳の夜、無残に砕け散ります。酔いつぶれた右山の熱い体にうかされた左京は「見ちゃったんだけど お前がオナってるとこ」と思わず告げてしまうのです。そしてその雰囲気と酔いに任せて左京に迫ってしまう右山。欲情、酩酊、困惑、自暴自棄、そして後悔といった無数の感情が、アルコール臭い吐息と2人が発する熱気とともに画面から伝わってきそうなほど、生々しく読み手に迫ります。
ナツメカズキ先生といえば、裏社会を舞台にしたカタギのデリヘルドライバー✕美貌の男娼の救済物語『MODS』、死んだ兄と瓜二つのヤクザ✕兄の元恋人で現デリヘル店長の悲恋を描いた『NIGHTS BEFORE NIGHT』（ともに東京漫画社）が代表作。裏社会ゆえのハードさと、それを上回る温かな救い、そして切なく甘美な恋模様にうっとりと酔いしれてください。
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匿名
昔から左右コンビで親友としてずっと一緒にいた２人が、偶然みてしまった右山の光景がきっかけで動き出す！てか右山さん可愛いわ。好きな人の些細な発言覚えてるとかわかりみが凄い。
友達としての10年、それからの6年。良かったぁ〜。手袋のくだりとかオムレツの話とか、左京が何の気無しにしたことを右山が大切にしてて切ない。個人的には金子さん気になります！！
めっちゃよかった…
なんて純愛、なんて尊いの(T . T)手袋のくだりとかオムレツ食べたかったとかぐちゃぐちゃの泣き顔で嫌われたら耐えられないってとことか、右山くんの健気さに涙が出てきました。はぁー読後のこの高揚感…最高のお話でした。
グッときます！
作者さん買いです。
絵も綺麗でストーリーも好きです！
買ってから定期的に読んでるのですが
手袋の件は毎回泣いちゃいます
右山にキュンキュンです
もう～胸がぎゅっ！となります！
左京からもらった手袋をボロボロになってもずぅ～とずぅ～と持ってる右山が切なくて愛しくて。
右山の泣き顔にキュンキュンしたし、2人の心が通った後半のエロが濃厚でさらに良きでした。
泣ける
10年前に出会った時から好きなんて、なんて切ないのでしょう。
でも関係が崩れるぐらいなら、親友のままでいいって思うよね。
他の誰かじゃダメなのに。。
似た話はあるけど、ちょっとした感情とか表情の表現が素晴らしいですね。引き込まれます。
こんなにハッピーエンドを強く望むのは珍しいぐらい、ちゃんと結ばれてくれ!!って思いました。
絵もキレイで、身体も男っぽくてかっこいい。
続編あるのかな??その後のストーリーも見たいです。
長かった
結ばれるまでが焦れったかった！！
右山はCOOLぶってるけど中身は本当に乙女
ずっと側にいて甲斐甲斐しくお世話してあげるなんて！
途中の当て馬みたいな人も結局は嫉妬させて後押しさせてのスパイス的要素でしたね
最後の最後にエチはあるけど白抜きなのが残念！
表題作のみです。
良かった！
とにかく受けが健気で一途でいじらしくて。
最終的にはハピエンで後味も良き(o^^o)
絵もキレイで、続きが読みたい作品でした。
読み返したくなる作品
ずっと気になっていて、やっと購入。
シンプルに素敵な話だった。
結ばれて良かった...10年の片思いと、その後にNYで一緒に住むまでのトータル16年って、人生の半分以上じゃない？
そこまで愛せるって本当に素敵なことだし、これからはもっと2人には幸せになってほしい！
是非色んな方に読んでほしい作品。
素晴らしい。学生の頃と大人になってからと両方の話が交互にあって、どちらの時代もすごく良かったです。受けの一途さや攻めのちょっと不器用なところも、花や涙が美しく彩っていてグッと来ました。とにかくストーリーと作画が好みで良かったです。
なんとなく
読み始めた感じだったんだけど、どんどんこの2人の関係性に引き込まれちゃって、ドキドキしながら読み切りました。
ぜひ、作中に見られなかった、遠恋中の葛藤やラブなとこ。
同棲→結婚までも読みたい気持ちで一杯です。
Posted by ブクログ
今までのシリアス系とは違って、同級生ものというとても王道設定。はっきり言って、ツボど真ん中のお話でした！
おいしい料理が作れる料理人だけど、人の気持ちにも自分の気持ちにも鈍い左京と、花屋で働くクールな外見とは裏腹に、一途で健気な隠れゲイの右山の10年に渡る友人関係が恋人関係に変わっていくまでの様子がリアル感抜群に描かれていて、キュンとさせられたり胸アツにさせられたりしながら一気読みしてしまいました。
右山がめちゃくちゃかわいかったです。
左京に恋心を知られたくなくて、すごく不愛想になっちゃうところとか…！左京(カッコいいのに残念なほど鈍い…でも、そこがまた良かったりw)に優しくされると真っ赤になっちゃうところも…うっかり「好き」が漏れちゃうのがかわいい。
回想シーンがたっぷりで、そこも良かったです。
鈍い左京も、さすがに超ベタな当て馬の金子さんの登場でハッと気づくんですね～
生まれて初めてジェラシーというものを味わったのではないかと思われる左京の動揺。
お互いにダチだよねと断言して譲らなかった左京と右山だけど、右山はあちこちで気持ちがダダ漏れだったよ…！！
特に手袋には、切なくなるほどキュンとさせられました。
たとえ左京が自分と付き合ってくれたとしても、やっぱり女が良かったとか結婚したくなったとか子供が欲しいとか言われたら立ち直れない、と思う右山の思いがいじらしくて泣けました。
でも左京はずぼらでニブチンかもだけど、右山が好きになるだけの価値ある男でした。
ラストがとてもステキでした。ジタバタしながら読んでしまいました！
エロ的にもたまらんものがてんこ盛りで、萌えました。
えろい。
できれば、その、左京が指輪を用意するまでの6年間に二人がどんなHなことを繰り広げていたのか、ぜひとも教えてほしいですね…不明なそこを妄想していると、煩悩があふれ出まくりですよ。危険水位に達しそう…
Posted by ブクログ
シガーキス…いいですよね…
まずこの表紙にやられました(≧∀≦)
好きだけど失うのが怖くて友達の距離を保ち続ける男と、ひょんなことからその気持ちに気づいてしまった男の物語。
親友だと思っていた男が、自分を好きなのでは？と気づいたきっかけは物語冒頭で明らかになります…つまり試し読みでも分かるので、まさに私はそれで作品に興味が出ました。
友達から恋人って難しいですよね。
うまくいかなければどちらの存在も失うことになりかねない。だから友達のままでいい…。
そう躊躇ってしまう気持ちも分かりますよね。
ラストが個人的には意外な結末でした。
受がNYに行ってしまうとは…。
たいていは出発日前日とか、当日の空港で気持ちが通じ合って離れがたくなり、NYは他の人が行くことになってめでたしめでたし…のパターンが多いと思うんですよね。
でも一度引き受けた仕事であって、土壇場で断るとかあり得ない話なので、どちらかというとこちらの方が現実的で、2人とも責任感ある大人なんだな…と思わされた結末でした(^^)
匿名
恋愛脳じゃないところが好き
男の人が1人で…っていうのがちょっと苦手で、冒頭見て買うかどうかすごく迷ったけど、ナツメカズキ先生の描く男性の顔が好みすぎるので買いました。
結論、やっぱり買って良かった。かっこいい！
そして最後があのオチなのも好感持てます。
これで「好きな人いるんで、そのオファーは無かったことに！」とかだったら超絶ガッカリするところでした。
愛の為ならどんな不義理も許される…わけないですからね！
とにかく絵が良い❢★1.5
もう二人とも好き。内容は良くあるものだけど、独特の色気ととにかく 出会いの桜のシーンの綺麗な事。NYの再開のシーンのかっこいい事。文句の付けようが無い程良い。惚れ惚れしてしまう。良いわぁ
同級生モノ王道ラブストーリー！10年も片思いしてるっていう設定がもう良い…！途中すれ違って、なんでそうなるのー！って思ったけど、最後は甘々で心が満たされました…。ナツメ先生の作品大好きです。
Posted by ブクログ
同級生BLの王道を丁寧に描いた作品。
右山が手袋をずっと大切に持っていたことや、怪しい当て馬の存在など、面白さや萌えはあるのですが、最後が少し物足りないかな〜と思ってしまいました。
左京が右山を恋人として選んだ理由に、もう少しガツンと来る何かが欲しかったかな。
そして、個人的に2人の初エッチだけは外せないシーンだったと思うのですが(右山くんにとっては初体験だし！)、そこがなかったのが残念でなりません。
描き下ろしのアフターストーリーが、とても良かっただけに、その途中もぜひぜひ！と思ってしまいました。
カバー下にあった当て馬の方の過去がすごく切なかったので、彼にも素敵な恋人が出来ると良いなぁと思います。
Posted by ブクログ
むっちゃ待ちましたぜ！！
酔っ払ってちょっとしちゃうのに次の日には何もなかったように今までと変わらずな態度をとる右山が…愛くるしいっっ！はー…
手袋をずっともっていたり、冷たくしたり離れてみたり…
16年間っていう時間がどうしてもそうさせちゃうんかな。
友達でいる方がって思っちゃうんやろか？！
と途中本間このままなん！？友達のままでおんの？！って思ったらちゃんと素直になるのです。良き。
一度読むより二度読んだ方が胸にくる。
I HATE〜よりの作品でこれはこれで良きです。
