【感想・ネタバレ】ユルゲン・クロップ 増補版のレビュー

あらすじ

リヴァプール、チャンピオンズリーグ制覇!

退屈なサッカーはもういらない。

革新的な戦術と情熱的な指導。
今もっとも注目すべき監督の手腕と実像。

弱小だったマインツをクラブ史上初の1部昇格に導き、破産寸前だったドルトムントを率いリーグ2連覇達成。リヴァプールではチャンピオンズリーグ制覇という快挙を成し遂げた。「ノーマル・ワン」はいかにして「キング・クロップ」となったのか?

【目次】
序章 ドルトムントでの優勝パレード
第1章 ユース時代
第2章 平凡なプロ選手時代――師ヴォルフガング・フランク監督の教え
第3章 監督クロップの誕生――マインツの選手から突如監督に
第4章 3度の1部昇格争い、降格、そしてマインツとの別れ
第5章 「第2の愛」――ドルトムントでの新たな挑戦
第6章 ブンデスリーガ史上最年少の優勝チーム(2010-2011シーズン)
第7章 リーグ連覇と初の2冠(2011-2012シーズン)
第8章 1997年以来のCL決勝進出(2012-2013シーズン)
第9章 ドルトムントとの別れ
ハーフタイム クロップへの辛口インタビュー
第10章 クロップのサッカー哲学――戦術、トレーニング、チームの成長
第11章 クロップを支える男たち――監督をサポートする「頭脳」と「目」
第12章 クロップという人間
第13章 「コップ」にクロップを――いざ新天地へ
第14章 リヴァプールは目を覚まさなくてはならない(2016-2017シーズン)
第15章 就任3年目でCLファイナリストに(2017-2018シーズン)
第16章 キング・クロップ(2018-2019シーズン)
アディショナルタイム クロップが語った言葉、クロップを語った言葉

監修者あとがき 成長途上のクロップがリヴァプールでCLを制覇できた理由 鈴木良平(サッカー指導者・解説者)
ユルゲン・クロップ略歴

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

クロップを客観視した本。
リバプールファンなら絶対楽しめるはず。

自分の周りをすこしだけ良くしたい。

という彼のモットーは今の自分のモットーになりました。

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2020年08月19日

Posted by ブクログ

マインツ時代からリバプール時代まで網羅されていて、クロップという方の人となりが分かり、またサッカーにおける哲学がよくわかる。

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2020年02月22日

Posted by ブクログ

フットボール界で最も情熱に溢れる指揮官の人生を振り返る。
どのようにして彼が人望豊かな監督になっていったのか。勝負師になっていったのか。成功を掴んでいったのかに触れることができた。

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2023年08月11日

Posted by ブクログ

■組織開発視点でみた感想
2部リーグのチームの選手だったクロップが、その後、なぜ欧州No.1のクラブチーム監督になれたのかを解き明かす本。
詳細な取材データから、まるでクロップが死んで偲ばれているかと思うような、豊富な証言の数々によりクロップがどれだけ愛されているかがわかって、素直にこういう人になりたいなと思う。
クロップは選手と対等な立場、目線で会話することを良しとして、
選手の間に垣根をつくらずコミュニケーションをとる。選手が腐らないようにいつもどおりコミュニケーションを続ける。
誰に対してもフレンドリーでリスペクトをし、常に選手と同じ目線で対話ができることを重要視している。だからこそ、選手個人に、チームに、自分に「全力」を求める。
それにより、徐々に若手が成長し、必要以上のプレッシャーがかかる場合は選手を下げて守ることで、安心してプレーできる環境もつくっている。

トップダウンで、こうしろ!これでいくぞ!とりあえずやれ!っていうスタイルの監督はもはや通用しない。なぜならば、いまの若手選手は「まず説明を受けて、まず理解したいと考える」という傾向があるから。

そういう意味では、サッカーもビジネスもあんま変わらんなと思った。

結局、どういうビジョンをもっているか、それをどう実現しようとするかを話し、
共感できればそれに向けてやりブラッシュアップし、共感できなければ、どういう選択肢がありうるかを対話する

そういうことが非常に重要なのだろうと思う。
必要なことは「人の成長のためにできることはなにか」という観点での「観察」で、一挙手一投足を把握するための管理ではないということなんだと改めて感じた

サッカーをやっていた一個人的な観点でいうと
クロップがなぜ2部チームの監督からスタートできたか
何度も昇格やタイトルがかかった試合を落としてきたがへこたれない心
CLのハーフタイム、ロッカールームでのクロップのスピーチ
など、サッカー本編でも楽しく興味深い話がたくさんあり、ロッカールームの熱気が思い浮かんだりと楽しくイメージしながら読める。気になる人は手にとって損はないと思う。

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2020年04月27日

Posted by ブクログ

以前読んだクロップ本の増補版だった。リバプール生活を終える時期に読むと味わい深かったが、本人の言葉が少ないのであっさり感が否めない。ただこの本を出した後プレミアも獲っているように、優れたモチベーター、マネージャーであるのだろう。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

外国の出版物はとにかく長い、量が多い…。
サッと読みました。
冒頭のカラー写真でなんとなくクロップの経歴がわかりました。
それでお腹いっぱいです。

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2022年02月11日

Posted by ブクログ

クロップの経歴を通して、監督としてのルーツや哲学を知ることができ、リバプールファンとしては楽しんで読めました。
一方で、増補版で追加されたリバプールの監督としての部分については、あまり深掘りがされていなく、ちょっと物足りなさを感じました。

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2021年03月23日

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