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Posted by ブクログ
ハイディ・グラント・ハルバーソン博士の著書2冊目。
『やり抜く人の9つの習慣』は目標達成について書かれた本だったが、本書はタイトルの通りモチベーションの高め方について書かれている。
証明マインドセット・成長マインドセットは、『マインドセット 「やればできる!」の研究』にも書かれていた内容だが、本書ではポイントとなる部分を短く分かりやすくまとめてくれている。
やる気をあげるには「マインドセット」「やる気のフォーカス」「自信」の3つの軸が重要で、それぞれが組み合わさることでやる気のタイプが形成される。
私のタイプはモチベーションの観点から言うと”破滅的”らしい。
悩みがあってこういった本を読んでいるのだから、当然と言ったら当然なのだけれど。
処方箋としては、①証明マインドセットから成長マインドセットにシフトする、②必要なスキルと自信を身につける、③力を発揮する場を作る。
これはすべてのタイプに共通の処方箋であり、ひとつひとつ分かりやすく解説してあるので実践しやすいと思う。
『やり抜く人の9つの習慣』と同じように実践的に書かれているので、すぐ試したくもなるし効果も期待できそうな良い内容だった。
Posted by ブクログ
届いてみると薄い本でびっくり
でも内容は深くて大変勉強になった!
今の自分の状態を見極めて、
その時々で必要な処置を取れる本になってるので、
これから何度でも読み直すことになりそう!
職場での対人関係や、目標設定
変わりたいこうなりたいという目標があるのに、モチベーションが続かない
行動や習慣化のマインドセットが作れない
自信を持ちたい
幼稚な自分と別れて成長したい
他の自己啓発本より先に読んでおけば良かった。
自分にとって大切にしたい価値観にフォーカスして、
行動できるようになること。
メンタリストDaiGoさんおすすめのラスハリス著書「自信がなくても行動すれば〜」とも合わせて読むことでより参考になりそう。
Posted by ブクログ
2つのマインドセット=証明マインドセットと成長マインドセット。証明マインドセットに陥ったときはうまくいかない。
やる気のフォーカス=獲得フォーカスと回避フォーカス。賞賛を得ることと批判を避けること。リスクに挑戦するかリスクを避けるか。抽象的か具体的か。スピードか正確さか。到達か滞在か。2つのフォーカスをバランスよく持つこと。
自信は必須の要素。
ポジティブシンキングの問題点=想像するだけで実現するという証拠はない。逆の効果がある可能性がある。準備も何もしないと成功しない。自信をもって対応策を検討する。
自信は困難から目を背けることでは得られない。
マインドセット、フォーカス、自信の8つの組み合わせ。
中2病、うざいやつ、臆病者、退屈な人、やる気の空回り、まじめな見習い、
めざすのは、新星、熟練の匠。
成長マインドセットに変える。学び、改善、発展、成長、前進、将来的に。成長を意識させる言葉遣いに変える。
人に認められたい、という願望は、自分がどれだけ成長できるか、という目標に変える。
他人と比べない、
根気良く続ける。
ミスをしても大丈夫、と考える。ミスをしたときのリカバリーを考えておく。
ロールモデルを探して見習う。
うまくいかなかったとき努力を認めるのはよくない。
褒めるのは、コントロールできるものだけ。
才能、能力ではなく行動を褒める。
獲得フォーカスはOJTが好き。早く片付けたがる。回避フォーカスは、準備が大事。じっくり仕事にとりくむ。
自信は小さなことから始める。
Posted by ブクログ
他人と自分のモチベの上げ方について書かれた本。リーダーについた時にもう一度読みたい本。自分を成長マインドセットにシフトすることが大切。
Posted by ブクログ
この本は人間を2つのマインドセット、2つのフォーカス、自身の有無の3つの観点によって人間を8つのタイプに分類しそれぞれの人間の特徴とその対処法とモチベーションを維持する方法をまとめた本。
3つの観点を重要度で並べてみると、
自信≧マインドセット>フォーカス
となる
ちなみに私は熟練の匠というタイプ【成長マインドセット/回避フォーカス/自信あり】であった。
マインドセットの種類としては
成長マインドセット・・・常に自身の向上をめざしており、【すごい人】になろうとするマインドセット
証明マインドセット・・・自らの能力などの証明に焦点を当て、自らを【すごい人】に見せたいマインドセット
フォーカスの種類としては
獲得フォーカス・・・成功や失敗などを抜きにしてとにかく数多くの経験を得ることで自らの向上を図ろうとするフォーカス
回避フォーカス・・・失敗を極力避けようとし、慎重に考えて失敗しそうな場合には物事を避けたりする傾向があるフォーカス
補足
あくまで8つのタイプしかないので、自分に完璧に当てはまるタイプはないかも知れないが、大まかな部分が当てはまっているタイプを選択すると良い。
その時の精神状態によってマインドセット、フォーカス、自信も変動することもある。つまり、全てのタイプを把握しておくことで、自らだけでなく周りの人たちにも上手く対処することができる。
結論
どちらのフォーカスを持つかは特別重要ではないが、目標を達成するためには、自らを常に向上させようとする【成長マインドセット】、そして、目標を最後までやり遂げられるという【自信を持つこと】が重要である。
感想
シンプルな構成になっており、ページ数も126ページと読みやすい文量だったが、内容も濃密で非常にタメになった。また、自らのタイプを把握した上で、その対処法をどのようになものにしていくかということが非常に重要だと思った。