【感想・ネタバレ】エンドレスルームのレビュー

奏手ユミチ

とあるホテルのスイートルーム。地下にあるというその部屋を訪れるのは、少し変わったお客様ばかり。日焼け命！なお嬢様、謎の逃亡者、ふたりでひとつの少女たち、負の感情を知らない箱入り娘…。名物従業員と不器用な宿泊客たちがおりなす、偶然で必然な一期一会・センシティブ・ストーリー。 藤が丘ユミチ名義で発行された名作がついに電子化！

[ブクログ · ★★★★☆]

個人的にずっと応援している描き手さんです。
ホテルに留まる人々を取り巻く切なくも可愛いらしいストーリー。
絵も魅力的です。
書き下ろしも充実しており、かなり楽しめました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　あるホテルのスイート・ルーム。
　お金持ちだったりそうじゃなかったりする、人生を過ごすうえで少しだけ不器用な人間が泊りに来るスイート・ルーム。
　ゆるりとした感覚が流れる。しかしまあ『百合』だとは観てすぐには分からなかったんですが。
　再度行きたくなる、泊まりたくなるホテル。そういうホテルを目指す従業員。そんなてきぱきとした従業員と泊り客とのふわふわとした物語。