あらすじ
僕は本だ。一冊の文庫本だ。書名は『ホテル・カロン』。文庫本である僕は、なぜか生まれた時から意識があった。僕は悲しい事になかなか売れず、いつか返本されてしまうのではないか――そんな恐怖を抱き始めたある花冷えの日。何の前触れもなく僕は購入され、ある一人の少女・銀河と出会った。生きる希望を見失い、ただ無気力に過ごしていた彼女は、瞬く間に僕に恋をし、僕もまた彼女に恋をした。
これは文庫本である僕が、ある一人の少女と過ごしたかけがえのない日々の物語だ。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本に対する愛情を感じました。
作家さんはじめ、本に関わる人達の想いなんだろうなーなんて・・・甘っちょろいかもしれないけど。
冷静なら★(3.5~)4つだけど、そう感じちゃったら加点しちゃうよなぁ・・・と★5つ。甘っちょろいな(笑)
追記。気づいたら区切りの 登録600冊目 でした(^^)