【感想・ネタバレ】こたえあわせ【単行本版】1のレビュー

むらよしひかる

「おめー迷子？」「帰れない…朝まで帰ってくるなって…」父親から虐待を受けている少年･律哉。真冬の夜、凍える律哉に声をかけたのは、母親から育児放棄され、似た境遇に育った少年･真也人だった。この出会いが互いの運命を大きく変えていく――――。

[karimero · ★★★★☆]

懐かしいテイスト

不幸少年たちのお話。
糖度まったくありません(笑)続きものなのもありますが、ストーリーの区切りもぶったぎり感満載で１巻が終わります。
タイトルの「こたえあわせ」が全くわからず終わるのできっと次回でスッキリするのかと…。主人公のキャラデザから名前もですし、ストーリーの薄暗い感じと次から次へとまきおこる可哀想なトラブルになんだか90年代のBL味を感じてしまいました。
キュンキュンより流血がおーけーで、ストーリーのわちゃわちゃ感とまつ毛バサバサキャラデザにそこはかとなく漂うお耽美臭がわかるよ！
とうなずけるお姉様方はいける作品かな～と思います。