あらすじ
『GKコーポレーション』で契約社員の試食販売員として働いている一色緑子。
試食販売員の仕事に魅力を見つけられないまま、店頭に立つ日々が続いた。
そんなある日、母親の目を盗み小さな女の子がパンをつまみ食をしてしまう。
しばらくすると、その女の子がお菓子売り場で目や耳、頬を赤くし、泣き始めてしまった。
緑子は、自分の出る幕ではないと思いその場を離れようとすると、一人の男性が女の子に駆け寄り、アレルギー反応じゃないかと指摘する。
試食販売員の緑子と羽田がスーパーなど仕事先で遭遇するさまざまな事件を解決していく!!
「第3回お仕事小説コン」優秀賞受賞作の
『白黒パレード~ようこそ、テーマパークの裏側へ~』の著者が描く、
試食販売員が奮闘するお仕事小説!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
試食販売員として働く緑子の周りで起きる小さな事件。その「事件」を小さな手がかりから解決していく羽田がすごかった。ちゃんと必要な知識を持っているから解決できたんだろう。と思う。「食」は重要だよな。らと実感できる話だった。今後、緑子と羽田の関係がどう変わっていくのか気になる。