あらすじ
社内の忘年会の後、気がついたら知らない部屋で部下の杉本に挿入されていた早乙女。
酒のせいか前後の記憶がまったくなく、このことはお互い水に流そうと提案するが、杉本から思わぬ愛の告白を受け、更には叶わぬ恋と諦めていたのに早乙女から迫られ体の関係を持ったと告げられた!
このかみ合わない原因は前日の余興でかけられた催眠術のせいらしく!?
あいつのことばかり考えてしまうのも触れただけで赤くなるのも全部、催眠術のせいなんだ!!
【収録作品】
催眠術なんて信じない!!
催眠術なんて信じない!!2
土中の繭(前編)
土中の繭(後編)
顔(描き下ろし)
★単行本カバー下画像収録★
【電子限定で描き下ろしの2ページ漫画が収録されています。】
会社の忘年会で飲みすぎて酔いつぶれてしまった早乙女課長。気付けばなんと会社のイケメン部下・杉本と絶賛セックス中でした。どうしてこんなことになってしまったのかを紐解いていくと、どうやら忘年会の余興でかけられた催眠術が原因らしく……？
全く身に覚えのない状況に戸惑い「全部催眠術のせいだ!!」と、内心のドキドキを抑え込もうとする早乙女。対する杉本は、泣き落としを仕掛けたり、デートに誘ったりとグイグイ懐に攻め込んできます。この計算半分・天然半分の強引さ、年下ワンコ攻め・オブ・ザ・イヤーにノミネート決定です！ そして、杉本に押されて頬を染めちゃう早乙女も、ほだされ年上受け・オブ・ザ・イヤー受賞間違い無しのチョロ可愛さ。一見、ドライで淡白そうなおじさんのデレ姿がご褒美でしかありません！ 早乙女のドキドキは催眠術のせいなのか、それとも……。わちゃわちゃと恋心に振り回される社会人男性が尊すぎて昇天しちゃいます。
表題作の他に、高校を舞台にした作品『土中の繭』を収録しています。乱暴者の問題児・葛西と妖艶な雰囲気を漂わせる美術部員・宇津井は犬猿の仲。ある日、宇津井が担任の男性教師・沢を押し倒しているところを葛西が目撃してしまい、2人の関係は完全に決裂します。その夜、学校で飼われていた動物が何者かの手で殺され、現場には美術室にあったナイフが……。表題作とは打って変わって、ダークな雰囲気満点の本作。あえて詳細は語りませんが、全ての闇の腐女子に全力プッシュしたい作品です。
感情タグBEST3
2作目がすき
この方はweb漫画の時から好きで探しておりました。あの時の作風は、この本で言えば2作目のほうに近いと思います。仄暗いところから救いを求めるような状況、潜水しているような読み心地。最後浮上できるかは分からないのですが。
匿名
読みごたえあります
明るくポップな話から暗く不気味な話の二本立てです。
土中の繭は賛否両論あるみたいですが、個人サイトを日参していた者としては、当時の雰囲気がありとても良かったです。救いようのない感じが好きです！
先生の描かれるこの年代の受け君たちが本当に好みでもっと読みたいんですが、商業誌ではやはり難しいですよね…
表題はコメディちっくで明るくハッピーです！
土中の繭→催眠術の順番で読んだ方が精神的にいいかもです。
Posted by ブクログ
イイモ先生のBLは精神の疲労に効くんですが今作もよく効きました。ありがとうございました。
「催眠術～」
わんこ系年下攻め×黒髪三白眼年上受けは好みドセンです。かわいい
「土中の繭」
好き。救いが無い。
宇津井がかわいそうすぎるとか、葛西はこのあとどうなってしまうのとか、沢がおっかなすぎるということになるんですが。
Posted by ブクログ
☆4.0
表題作は表紙のイメージと違ってオジサン達の可愛いラブラブ話ですっごく良かった。こんな作品も描けるんだなって思った。
で、一緒に入ってる『土中の繭』のほう。催眠術〜のほうに入らなかった暗さや複雑さを全部煮詰めて入れたんかという凄い作品だった。面白いけど、後味良くない。
電子DMM 白抜き
早乙女課長、かわいいです。
イケメン部下×課長。早乙女課長がかわいかったし、涙ぐむシーンとか、きゅんと来た！！
杉本君の想いが叶って良かったです。
でも、「土中の繭」はすごく怖かった・・・。
怖くて流し読みをしてしまったので、元気な時にまた読み返したいと思います。
イイモ先生の作品は今回初めて読みましたが、ちがう作品も読んでみたいです。
Posted by ブクログ
イケメン部下と寝てしまった上司受け。攻めは前から受けを好きだったが、どうやら誘ったのは受けのほうで？！なんと催眠術をかけられているらしい…。王道展開だけど面白かった。
明るい表題からの～同録が病んでました。ショタですね、いろいろと犯罪ですね。黒髪少年と寝ているのは誰なのか…？ちょっと不気味な雰囲気が漂うお話でした。
