あらすじ
人が人を殺す理由は何なのか――。著者は世界中の危険地帯の取材を続ける中で、日本人の常識とは相容れない考え方に出会ってきた。仕事だから作業のように人を殺す、金持ちからは奪ってもよい、縄張りに入った奴はすべて排除する。そんな、教科書には決して載らない「危険思想」を体を張って体系化。悪いやつらの頭の中に迫る! 『クレイジージャーニー』(TBS系)で注目の危険地帯ジャーナリストによる決死の取材レポート。
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Posted by ブクログ
クレイジージャーニーで知った丸山ゴンザレス氏。
本はどんな感じなんだろうとふと思い読んでみたけどまぁ~面白かった
麻薬・殺人・売春・スラム街等々タブーすぎて地上波で放送できない、あんなことこんなことが沢山。
世界のありとあらゆる場所で、結局はお金目当てで色んな罪に手を染めているわけだけど
それが無くては生きていけない人もたくさんいるというのもこれまた事実。
日本って平和だわ…
Posted by ブクログ
殺人の動機は「依頼による金のため」「フィリピンにて交通事故の際、死亡した方が慰謝料が安く済む」「強盗団は多く殺した方が取り調べが面倒くさくなくなる」など、
全てに共通することは「相手を舐めてる」こと。
憧れ、尊敬、羨望など、自分よりも上の存在に抱くポジティブに生身で近づく。ことで成長。
Posted by ブクログ
前に読んだニューヨークについてのフォトエッセイがとても面白かった。
殺し屋の漫画を考える際に、人殺しは一体どんなふうに考えているのかずっと気になっていたので参考になるかと思って読む。人殺しを始めとして、物騒な連中は考え方がシンプルで特に深いことや面倒なことは考えていないらしいということが分かり、非常に腑に落ちる。エピソードが面白いので最後までとても楽しい。