【感想・ネタバレ】殺人姫と不死の魔術師 1巻のレビュー

磐秋ハル

もっと…殺して下さい 呪われし殺人姫・エリザと不死のドM魔術師・グレム、凸凹主従の世直し珍道中!? 姫の剣戟がグレムもろとも悪魔を滅する！衝撃の新基軸・破滅的ダークファンタジーギャグ大登場！

[ブクログ · ★★★☆☆]

　わたしの六月はゾンビ月間。
　所謂ゾンビの話では無いが広義に捉えてこの一冊。
　国の平和を神に祈っても埒があかなかったため、国王は悪魔に祈りを捧げた。
　悪魔は代償を求めたが約束は守り、姫に殺戮の呪いをかけ悪人を片っ端から殺す事により平和を手にする。
　殺人衝動が抑えきれない姫と不死の魔術師が出会い、不死の従者を殺し続ける事で衝動をセーブしつつ、絶つべく悪を成敗してゆく。
　事件があり、真相があり、シリアスに展開するがスパイス気味にコメディが混ぜられ、残酷さを押さえているのも好感。
　当然魔術師はドＭ。