あらすじ
年間30万人が救いと癒しを求めて参拝する日本屈指のパワースポット・京都は鞍馬寺の94歳女性貫主が伝える、心あたたまる幸福論。自然や世界の「めぐり」にすべておまかせしましょう。すると悩みや苦しみも不思議となくなっていきます。
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Posted by ブクログ
70年以上鞍馬の自然の中で生きてきた94歳の貫主による、あるがままの生き方の教え。
木を切るときは謝る、太陽と月に感謝する。
人間中心ではなく、自然の一部として生かされている、という感覚が全編に流れている。
五月満月祭(うえさくさい)の話も良かった。
うまくいかないなら、まだその時期ではない
という考え方は素敵だと思う。
虫の知らせを信じるというのも、大事だ。
高齢者に鞍馬山保育園へ来てもらって、
子供と交わる場を作りつつ
お迎えを待ちながら楽しく歳をとる。
お花畑に行くと思えば死も楽しみ。
「なんでも良いイメージを持った方がいい」にははっとした。
笑顔で送り出したいというのも素敵だ。
わからないから気になるから、怖いではなくて
「死ぬのが楽しみ」。
ここまで死を軽やかに、楽しみとして語れるようになりたい。
今は選択肢が多すぎて、かえって苦労する時代だという指摘も刺さった。
情報に左右されず、自分の心に聞いてみる。
どう生きたいのか。
歳を重ねると夢は何かと聞かれなくなるが、年齢や性別で諦める必要はない。
縛るものがあるとすれば、自分で作った思い込みや常識、外からの情報、他人の目。
自分で不自由にしているなら、それを解けるのも自分だけ。
生きるというのは、自分を信じてあげること。
忘れてしまいがちだけれど、立ち返って戒めたいことばかりだった。