感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
・そう、俺の人生は無駄なんかじゃなかった。短かったかもしれないが、俺の人生は無意味じゃなかった。愛する女性を助けることができたのだから。俺が死んでも彼女は生き続けてくれるのだから。
・宇佐見は岬の犯行を公表しなかった。そのため岬はいまでも、事件現場で死亡した『謎の人物』としてあつかわれている。岬に同情したわけではない。ただこう思ったのだ。ジャーナリストの特権として、世界で自分だけしか知らない真実があってもいいのではないかと。
やっぱり病死は無理だった。
でも自分の命よりも大事な人の
命を守ることが出来た雄貴はかっこいい。
沙耶はずっとずっと雄貴のことを
思いながら生きていくんだろうな。
宇佐美さんが告発しなかったことで
沙耶は確実に夢が叶いやすく、
生きやすい生活を送ることが出来たであろうから
宇佐美さん、ありがとう。
Posted by ブクログ
話の展開が面白かった!
雄貴と紗耶が不思議な出会いから、お互いを守り合おうとする関係になっていく感じが終わりがわかっていた立場からするとすごく切なかった。
けっこう医療的なことも書かれててふむふむとなる面白い読み口でもありました。
ラストのエピローグ、紗耶の無事がわかってよかった。
Posted by ブクログ
知念さんのデビュー作ということで、まだまだ荒々しい感じ。ミステリー要素は薄いしベタベタな展開だけれど、するっと読めてしまう。医療系の描写はさすが。最後の戦いに挑む際のドーピングは本当に可能なのだろうか?
主人公が医者かつ剣道の達人で、昔馴染みの女医にも10代の家出少女にもモテモテ、というてんこ盛り属性。惜しい人を亡くしたものだ⋯。
Posted by ブクログ
後半のどきどきはらはらがたまらない!
続きが気になってさくさく読み進めた!
医者のゆうきが癌に侵され、殺人に手を染め、後悔し、ジャックを探し、という怒涛の展開。善良な市民ががんに侵されたというだけでそんなに自暴自棄になるものかと心の動きに疑問をもった。しかし、医者だからこそ自分が数ヶ月後に死ぬという運命が、死期までの道のりが、分かってしまう。だからその現実を受け入れられず、やけになってしまったのだろうか。
Posted by ブクログ
知念作品としては少し刺激が足りなかったかも。
どんでん返し的なやつは
あんまりなかったから
ちょっと物足りなかった。
今まで読んできた作品に
あんまり恋愛要素がなかったから
新鮮さはあった。