【感想・ネタバレ】誘惑の夜は明けてのレビュー

エミリー・ローズ / 黒田かすみ

ホテルのベッドで目覚めたトーニの隣には、名字も知らない男が寝ている。ある目的のために、バージンを捧げてしまったが、思いもよらずすばらしい夜だった――けれど二度と会うことはない。トーニは静かに部屋を出た。――昨夜の余韻に浸りつつ、腕を伸ばしたブランドははっとした。トーニはどこにもいなかった。急いで財布を確認したが、お金も取られていない。となると、彼女の目的はいったい何だ…？ ブランドは急いで部屋を出ると、彼女の追跡調査を始めた。

[けも · ★★★☆☆]

作家買い。

黒田かすみさん、いつもながらヒロインよりヒーローが魅力的。話は平凡だけど絵を見るだけでそれなりに満足できます。