あらすじ
本邦初公開! 自民党政務調査会の「ヌシ」と呼ばれた男が、16人の総理大臣の間近で見た40年間の永田町の事件の裏側を、身命を賭して初めて語る! 総理大臣や大物政治家たちが、選挙戦の舞台裏や海外出張中に見せる素顔は、今まで誰も語ってこなかった。「まさか、あのプリンスが!?」「やはり、あの悪人面は!!」の連続で、息もつかせぬ小説のような展開!「私が仕えた16人の総理」「自民党政務調査会の使命」「自民党という梁山泊の住人」「国会議員の品格 」「自民党本部6階から眺めた永田町」などの各章で構成する平成・永田町の全裏面史――日本を土壇場で救った政治家、売国奴となった政治家とは誰か!?
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Posted by ブクログ
【永田町で働く人間にとって、信頼は命よりも大切なものなのである】(文中より引用)。
自民党の政策決定に大きな影響を与える政務調査会に長く身を置き、党の業務の酸いも甘いも知り尽くした人物による回顧録。著者は、『日本の防衛政策』など国防関係の著作を複数世に送り出している田村重信。
永田町・霞ヶ関の内幕が興味深いことはもちろんですが、党の職員というのがどういった動機や考え方で働いているかを知ることができる意味でも貴重かと。スポットライトを浴びることは少ない立場だと思いますが、政策決定や日々の動向に少なくない影響を与えているんだなと感じました。
著者は「異能の人」という印象☆5つ