【感想・ネタバレ】校舎五階の天才たちのレビュー

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Posted by ブクログ

 作者がミステリと思って書いているから(?)、種明かしをして終わりです、という終わり方なのが不満。主人公の天才たちに対する心情や態度の変化の描き方が、淡泊ながらも要所を抑えていて、引き込んでくる感じなのに。。。青春でもシリアスでも、心情をメインにもってきて終わらせて欲しかった。
 ディナーを食べて解散するデートみたいな感想。

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2017年12月31日

Posted by ブクログ

せつなさと爽やかさが交じったラストは好みだった。本格ミステリほどガチガチのミステリではないけれど、ライトな読み口でページが進む。加藤の存在の大きさ。著者唯一と思われる著作なので(名前変えてなければ)、他の作品を読めないのは少し寂しい。

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

なんか結末が駆け足過ぎて腑に落ちない。
とりあえず篠崎くんの希望は叶ったハッピーエンドと言う事で良いのだろう。

人間は誰にも言えない罪を背負ったまま生きてく事は出来ないくらい強くはないし、賢い人間ほど、日々罪悪感に押し潰されて行くのだろうなと。
渡部くんにとっては辛すぎるけど、亡くなった本人に悔いがないならまだ救われるのかな。
やり方はどうであれ、篠崎くんが遺してくれた友達のきっかけが、光になればいいと思う。

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2021年05月02日

Posted by ブクログ

3.5⭐️
ある日、3人の天才の内、一人の男子学生が電車に飛び込み亡くなった。
その亡くなった学生から真犯人を探して欲しいと靴箱に手紙が入っていた。同じ内容の手紙を貰ったともう一人の天才女子学生と共に捜査を始めるのだが。
亡くなった天才が隠していた秘密が明らかになるのだか、果たして。
あまり現実味のない高校生活がちょっと残念。

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2018年08月26日

Posted by ブクログ

とある高校にいる全国クラスの天才三人の内一人の少年が自殺し、もう一人の天才少女と凡人の少女が事件を調べるお話。

続きが気になりどんどん読み進められる。最後はあっさりと終わってしまったが、読後感は悪くなかった。

本作がデビュー作とのことなので、以降の作品にも期待できる。

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2017年11月26日

Posted by ブクログ

これがデビュー作。     
面白かったが、300ページ引っ張った割にはあまり爽快なオチではなかった。      
面白かったけど、少し残念なラスト。   
キャラクターも良かったけど、活かしきれてない気がする。   

辛口になったけど面白かった。

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2017年11月15日

Posted by ブクログ

高校三年生の来光福音のもとへ届いたのは、自殺した同級生からの手紙だった。彼は、「東高三人の天才」の1人で、成績はもとより運動も芸術も見た目も人柄も完璧な男の子。
「僕を殺した犯人を見つけてほしい。犯人は東高の人間です」と書かれた手紙に導かれ、福音はもう一人の天才である沙耶夏と事件を調べることに……。


自殺した「天才」である同級生の死の謎を調べるため、もう一人の天才少女と調査をすることになった「普通」の少女の話です。

ミステリ小説っぽいストーリー紹介ですし、実際その側面もあるのですが、主題はどちらかと言えば青春小説かなと思います。
今まで関りのなかった天才少女と文学少女の交流や、異端(天才)であることの悲哀や孤独、同じ人間なのに互いを理解できないもどかしさなど、爽やかかつ物悲し気な雰囲気で、個人的にはなかなか好きな空気感でした。

悲劇ではあるのでしょうが、冷たい場所にさしこんだ陽だまりのようなほのかな暖かさのあるラストシーンは、淡白ではありますが希望がもててよかったです。

こちらは作者さんのデビュー作で、今の所本として出しているのはこの1冊だけのようですが、作者さんの他の本が出たらぜひ読んでみたいです。

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2024年01月17日

Posted by ブクログ

天才と呼ばれる3人の高校生のうちの1人が自殺したことにより、平凡な文学少女が天才と関わることになる。メインは自殺に追いやった犯人探しなのだけど、天才って本当に天才なのか、二十歳過ぎればただの人なのか、天才って幸せなのか不幸なのか、などが興味深かった。

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2017年11月12日

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