【感想・ネタバレ】鳥葬のバベル（４）のレビュー

二宮志郎

突如出現した、巨鳥･サンダーバードに喰い殺された人間たち。彼らは新たな肉体とともに生き返ってくる。加瀬宗助は巨鳥と戦い、消えた少女･マリに起きた異変の原因が何か探っている。しかし、巨鳥に喰われた人間が甦ってくることに気づいた人間は、他にもいた。

[ブクログ · ★★★★☆]

鳥葬の歴史的見解などを折り込めば、もう少しストーリィ構成上の厚みが出て、異形に変わる葛藤や、人間の持つ根源的な強欲・残酷な面を織り交ぜ、重厚さが増す気がしたので、素材はいいのに4巻で終わらせるのは惜しい気がした。

[ブクログ · ★★★★☆]

最後までいい感じだったけどラスボスだけ不満が残ります。本当にアレなの？？？って読み終わった後でも考えちゃいます。