【感想・ネタバレ】不屈の棋士 のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月05日

文句なしにおもしろい。AIに向き合う棋士の葛藤が余すことなく綴られている。そして誰一人答えをだせていない。2015年~2016年頃、棋士は将棋界におけるシンギュラリティにいち早く向き合っていたのだ。
 そして今現在2019年、将棋界は凋落するどころかかつてなく注目を集めている。AIの脅威は部分的には...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年08月14日

プロ棋士11人に、将棋ソフトと将棋界についてインタビュー。それぞれの生き様がにじみ出ているようで読み応えがある。現役最強棋士として羽生、渡辺明、ソフトに好意的な勝又、西尾、千田、ソフトに敗れた山崎、村山、対決を恐れない森内、糸谷、背を向ける佐藤康光、行方。強いソフトの登場がこれだけ将棋界に激震をもた...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年11月03日

コンピュータ将棋に対峙する棋士のインタビュー。2016年。
羽生、渡辺のトップ棋士から、棋士の中でも先駆者と言われてる勝又、西尾、千田、そして背を向ける佐藤康光、行方まで色んな人のインタビューがあり、面白かった。

中終盤の評価値や寄せなどの研究で既に多く棋士が利用しているみたいですが、中には定跡の...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年08月12日

’’人工知能はもはや人間を超えたのか’’’’棋士(棋士のつくる棋譜)という職業の存在価値はそのときどこにあるのか’’’’人工知能とどう向き合うか(戦うのか戦わないのか)’’
 2016年6月という非常に絶妙の時期に、現役最強棋士・人工知能に特に詳しい棋士・実際に人工知能と公開対局して敗れた棋士・人工...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年06月17日

わたしが愛してやまない将棋。下手くそだけれど、小学生の頃はプロになるのが夢だった。コンピューター将棋も好き。ただ現在のようなレベルになるとは思わなかった時代の話だが。

この時代に、11人の棋士へのインタビューを読んで考えさせられたし、悔しくて、また、崇高さに涙も流れた。棋士の存在意義を通して、人間...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月22日

将棋関連の本は数多く読んでいるが、一、二位を争うほどの面白さだった。
著者が観戦記者であるため将棋への造詣が深く、独自の人間関係を築いており、だからこそ誤解を恐れずに繊細な部分もインタビューできている。大川氏以外の誰にも真似できない非常に価値ある一冊。

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Posted by ブクログ 2017年04月08日

最近読んだ本でもベストの一つ。

コンピューター将棋にどう向き合うかという課題に対して、複数の棋士にインタビューをした本なんだけど、読んでいくとそれぞれの価値観がはっきりわかる。例えば、『自尊心』『公平性』『鍛錬』『将棋への愛』など。ほとんどおなじ問いかけに対して、個々の価値観で答えていく。

同じ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年02月03日

話題のコンピューター対将棋のテーマであるが、著者の将棋への長年の関わりがなくては生まれない好著だと思う。棋士にインタビューを取り付け、深く切り込む。昨今著しく増える門外漢の感想の域を出ないネットサイト論壇とは次元が違う。

トップ2大棋士、コンピューターと実際に戦った棋士、ネットを積極的に活用する棋...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年12月27日

将棋ソフトに対し,この本に登場する棋士たちのほとんどが口を揃えて言うのは,「自分で考えなくなる」ことへの危惧であった。

*****
 盲点というか死角はないでしょうし,詰みを発見する能力は本当にすごい。それこそ瞬間的に見つけてしまうので,やっぱり便利ですよね。デメリットは,あまり自分で考えなくなっ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年12月09日

竜王戦挑戦者決定戦で勝利した三浦弘行九段に将棋ソフト使用の疑いがあり、敗者の丸山忠久九段が渡辺明竜王に挑戦してる竜王戦、3勝3敗の佳境に入っています。A級棋士三浦九段がソフトに敗れたのは2013年でした。観戦記者大川慎太郎氏の「不屈の棋士」(2016.7)は、ソフトに対する棋士の思いをまとめたもので...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年11月25日

AIを用いた将棋ソフトに対する考え方について現役11人の棋士にインタビューした内容をまとめた本。インタビューの対象はソフト利用に肯定的な棋士、ソフト利用に否定的な棋士、実際にソフトと対戦した棋士、そして現時点で棋士の最高峰と目される羽生氏、渡辺氏の2人という多岐にわたります。
著者がインタビューで投...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年08月22日

将棋は弱いけど、将棋指しは大好きな自分が、ここ数年ずっと気になっていた、「ソフト対棋士」について、一流の棋士たちにインタビューした本。
それこそ、羽生と渡辺という二大巨頭から若手のホープ、古豪、中堅の棋士たちが、ソフトへの思いを好悪それぞれの立場で語っている。
ソフトを肯定し、活用するどころか、強く...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年08月18日

現在の将棋ソフトの立ち位置(実力)が、そしてそれに対する棋士たちの感情が分かる本。
将棋ソフトが棋士たちにここまで(良くも悪くも)気になるものになっているとは知らなかった。またソフト研究として先行しているチェスからの視点もあるのが面白かった。
個人的には将棋をほとんど追いかけていないので、棋士も用語...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年12月27日

他の分野より一足早く、人工知能の登場によりその在り方が問い直されている将棋界。かつてはその絶対的な強さによって価値が担保されていた「棋士」が、近年急激に進歩した将棋ソフトに勝てなくなったためだ。そのような状況の中で、棋界と関わりの深い著者が11人の棋士たちのの思いのうちをインタビューした本。

面白...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年10月19日

「棋士が個性や特徴を出すのは必要。そこが将棋の魅力だからね。
 将棋世界2016年8月号 中原誠十六世名人の発言(P85)より」
「プロになれば、皆さんに楽しんでいただくという意味では、個性があった方がいい。
 同上 佐藤天彦名人の発言(P22)より」
将棋や囲碁は一対一の競技として
文化としての格...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年05月29日

AI(コンピュータソフト)の在り方について名を馳せるプロ棋士11名にインタビューし、その内容が書かれている本。

抵抗を示す棋士、強さに惹かれ積極的に取り入れようとする棋士、まだ負けたわけではないと矜持を保つ棋士等々、考え方が十人十色で大変面白い。

多くの棋士が述べているように、私も人間の指す手や...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年02月13日

2016年7月20日発行。
羽生善治、渡辺明、勝又清和、西尾明、千田翔太
山崎隆之、村山慈明、森内俊之、糸谷哲郎
佐藤康光、行方尚史 トップ棋士に聞く、将棋ソフトとの関わり方。

ソフトによる驚異。不安、疑問が渦巻く正に過渡期においてトップ棋士にインタビューした意味は大きく価値あるものと思う。

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Posted by ブクログ 2017年01月25日

11人の棋士へのインタビューが収録されている。
2016年末から年始にかけてスマホ・カンニング疑惑で揺れた将棋界。出版されたのは事件の前だが、将棋ソフトが人間の棋士を追い越す中でナーバスになっている背景を伺うことができる。
勝ち負け、強さ(レーティング)に収まらない将棋の世界への広がりを感じさせてく...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年01月06日

プロの将棋さし。棋士。
日本で言えば 選ばれた人たちに違いない。
将棋に強いって、なぜか すばらしいことのように見える。
そうした 棋士たちが 
コンピューターのソフトに負ける時代が来た。
そのことによって 棋士が 影響を受け、
また、存在さえも問われる。

11人の棋士のインタビューを通じて、
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Posted by ブクログ 2016年12月05日

中心棋士たちに、主に将棋ソフトに対する考え方について聞いた貴重なインタビュー集。

それぞれに将棋ソフトとの関わり方や、立ち位置が違って、非常に興味深い。

主要スポンサーである新聞業界の経営環境が悪化する中、将棋ソフトが急速に進歩し、プロ棋士との対戦で勝ち越すなど、将棋界が重大な岐路に立たされてい...続きを読む

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